「せいせいするほど、愛してる」(TBS火22)初回の感想です。

 

いつものごとく枠録画しているわりに、この1年ぐらいほとんどドラマが見れていないので、把握できてなかったんだけど、火22ってTBSドラマ枠作ったの?火2122ってFX系列がドラマ枠じゃなかったか?まあいいや。

 

今季ドラマは、とりあえずこれのみ見てみた。

すごい、バブルというか、ありえなさ全開のゴージャス設定が、昔のドラマ風。どうせならこういう派手な設定の方が、ドラマにはいいのかもしれない。

 

まず、オフィスや家がおしゃれ。武井咲の洋服もアクセサリーもおしゃれ。たっきーとの出会いの場もおしゃれ、たっきーは専務?で有能で16万円?ぐらいの高級靴をプレゼントしてくれるというこの展開。ありえなさ全開で、でも、Tiffanyとのコラボはいいと思う。高級感も出るし、ただ松平健がTiffany社長って、Tiffanyのイメージダウンではないか?失礼だけど。

 

これ、TBS、Tiffanyからいくらもらってるのかな。ジミーチューからも多少もらってるのかな。Tiffanyにしてみたら、ものすごい宣伝効果だよね。武井咲がつけているアクセサリーとか素敵に見えるし、それよりなによりも、何度も社名をいってもらえて、Tiffany Blueを見せられて、店内を見せられて、ロゴを見せられて、と。

ドラマは今不況らしいから、こういうコラボというか宣伝はありかもしれないね。

 

ただ、設定はありえない設定ながらも、ドラマとしてありえなくはなかったが、問題はテンポ。テンポが遅い。のろい。その割に、ただ単に高い靴買ってもらって、自分の会社の偉い人で、顔が良いからといって、たっきーを好きになってしまう単純な主人公。これはないな。観ていてたるいうえに、感情移入不能。ストーカー展開も余計。

 

ただ、武井咲はよくなった。前に渡部篤郎とやっていたドラマとか痛かったけど、オスカーにこき使われているおかげで、せりふ回しが普通になった。顔はあいかわらずきれいだし。

たっきーは、最初の登場シーンでは、ありえない等身・身長だなと思ったけど、普通のスーツを着ると、顔は美少年時代に比べたら悪くなったとはいえ、まだやっぱり美形だし、良いと思う。ちょっとせりふ回しがくどいので、その辺りがよくなればよいが。

 

あと、Tiffanyの部長役。あの人も、Tiffanyのキーのネックレスとかしてるんだね。舞台女優なの?せりふ回しが舞台すぎるよ。

 

友達の編集者と作家の話もありえない。専務と平が一緒に仕事して、平が専務に仕事教えるのも基本的にありえないが、編集者が作家にあんなに上から目線。サイテー。そんな編集者は消えろ!消えちまえ! そして、邪険にして上から目線で接しているのに、いい男で才能がある男にしつこく言い寄られるけど、美人のモデルの友達にその男が狙われているという、これまたあり得ない設定が。

 

もう少し、クールな感じの内容にならなかったのだろうか。Tiffanyのおしゃれ感だけがよいかなあ。びみょー。

 

視聴率は↓。

火【22】せいせいする *9.3__*7.4__*6.7__*6.9__*6.7__*9.7__*7.7__