「八重の桜」4話の感想です。

ドラマのせいではなく、4話は、もうさ、一橋慶喜って、「悪霊」のニコライ王子的というか、救いの神がいる!とプロパガンダしたのに、実際ははりぼてだったというか、なんというか、超ちっちゃ~~~~~い男なんだけど、評判だけ親が頑張って盛り上げた悲しい人で、能力的に低いだけではなく人間的に極めて乏しい哀れな人物であると思うのだが、そういう感じが、とても小泉孝太郎に出ていてぴったりだなと思ったあとに、松平春嶽が出てきて、おお春嶽ですよ、春嶽かよ、と、慶喜+春嶽を見て、その前に斉彬を見ると、ほんと、無能なくせに威張ってしゃしゃり出てきたくせに、逃げ足だけ異常に早くてさっさと保身して、対する会津の律儀さとか考えて、なんだかなあ、と。

そして井伊直弼。宗観院殿柳暁覚翁大居士だそうですが、なんといっても「貫天院殿純忠誠義大居士」。こんな戒名はめったにない。こんなにもまっすぐさを表している戒名。なんか、それを思い出してしまった。