「ハングリー」3話までの感想です。

初回を見たとき、まず向井理のシャワーシーンで、二度と見たくなくなった。
無駄な裸とか写すドラマって、本当にドラマとして最低だと思う。
視聴者をバカにしている。

シャワーシーンでサービスしてるつもり?ばかじゃないの?と思ったが、そのあと我慢してみてみたら、かなり面白かった。

しかも大森美香のくせに面白いなんて信じられない。
大森美香も、食べ物モノだけは強いからな。

まず、お食事がおいしそうだし、キャラも立ってるし、頑張ってみんな少しずつ成長していく系の話でほっこりする。

二話では、女(伊藤かずえ)が出世のためにパリ市店に行くことになり別れを告げた男だけど、やっぱり男女ともに別れたくなくて、それがこのお店のおかげでお互い本年をだせるというところがとてもすてきだった。ふとしたきっかけで勇気が出ることがあって、すごくすてきだなって思った。

三話は、思わせぶりな女優(かたせ梨乃)がお店にやってきてシェフをけなすも、泣き出して、シェフのお料理では荒削りすぎるけど、それでもすごくおいしくて、はなこさん(片平なぎさ)の味を再現できるとしたら、きっと将来のこのお店しかないというところが、すごくよかった…。

シェフの彼女(国仲涼子)もシェフのこと、ほんとに愛してそうでいいな。

みんな少しがんばっていて、みんな幸せそうでほっこりする。

そして、仕入元の子は、「美男ですね」の子ですね。あの人、ソニー損保かなんかのCM見ても、びっくりするビジュアルだけど、ドラマキャラとしては、万人受けしそうなキャラである。仲里依紗や多部未華子の役よりもさらに万人受けしそう。がんばっている子でイヤミがないてきな。ただ、ビジュアルを見ていると、なんかぞわぞわするので、ソニー損保を見ている時から思ったが、なんかいわくつきな背景を感じてしまう。

向井理を見ていると、「はちみつとクローバー」の頃とちがって、最近はオラオラ系で売り出し、かつイケメンとして全面に売り出しているので、いわゆる韓国スター系の売り出し方だなって見ていると思う。まあまあなビジュの人って、TVで見ているとあまり印象に残らないけど、あんまりイケメン売りされると、ぼーっと見ている人がきっと洗脳されるんだろう。そしてオラオラされると、なんとなくすごいイイ男的に思う人もいるのだろう。韓国系の売り方に似ている気がする。

塚本高史なんてそこそこイケメンだし、芸歴も長いのに、そういう売り方でなかったので、今のポジだなって思うが、今の役は、塚本らしい良さが出ていてすごく良いと思う。

三浦翔平は、あんなにかっこいいのに、なんか売り方が悪い気がする。どのキャラを目指すか、まだ事務所の中でも決まってない感じがすごく出てしまっている。いいやつからオラオラ系に転換した夜王といい、面白系の花ざかりといい、オラオラ自己中のこの役といい、なんかはまらない。とぼけた役とか普通の役をやったら普通によさそうなのに。ビジュアルがいいのにもったいない。事務所ももっと頑張って欲しいものです。

国仲涼子たんは、だいぶ大人になりましたね。国仲涼子をみると、どうしても「ガラスの仮面」のマヤちゃんに似ていると思ってしまう。シェフと幸せにいってほしいものですが、ドラマ展開的に別れそうな予感。

大杉蓮は見せ場がなくてもったいない限り。

ああ、キャストの感想で言えば、ジャニがだんとつですね。
稲垣吾郎、ものすごくよく頑張っている。SMAPなのに主演にこだわらず、こつこつやる感じがすばらしい。ただ、キャラ的にはもっと哀しい感じの役が似合うと思うが。

そして、吾郎ちゃんのバーターか、佐藤勝利の売り出し方がすばらしい。まるで、たっきー、山Pの再来ですよ。TVドラマの小さい役からこつこつやって、しかも「あれ、かわいい男の子だな」と思ってもらえるビジュなんて、まさにたっきーと山P以来いなかったのではないか?

昔のジャニは、TVドラマみてて、かわいい子がいると「あれ、かわいい子だな」と思ってみるとジャニだったんだよ。それが最近は、TVドラマみてて、驚くほどぶさがいると、ジャニなんだよ。いや、佐藤勝利の売り出し方、まるで昔のジャニ的じゃないか。事務所も意外とよくわかっているんだなと思った。佐藤勝利、かなり大事に売り出したいんだね。すごくきれいな顔だけど、顔が濃い目だから、大人になったときにどういう顔になるか私には想像がつかないが、きっと少年好きのジャニーさんには想像がついているのだろう。