つらかった…。
この1ヶ月、誇張でなく毎日泣いて暮らして、でも、職場でなくわけにいかず、毎日睡眠時間が3~5時間で、でも朝起きて、RENT見て、泣いていた。

苦しすぎて苦しすぎて…。
そんなときだったか、それとも二年前だったか忘れたが、思い出すのが
「人生の味は、涙とともにパンを食べた者にしかわからない」

ずーっと毎日涙とパン食べてるよ。毎日歯を食いしばって泣きながら必死で生きているよ。
それでも出口が見つからないよ。

でも、その分いいことがあった。
RENTをみると、苦しい分だけ、胸に染みるのだ。
1分みると泣いてしまうのだ。
RENTがずっと心に響くのだ。

モンティ・パイソンのスパマロットも山本耕史のRENTも泣けるのだ。
感動がいつもよりすっと胸に染み込むのだ。

大好きなOneSongGloryもOutTonightも、いつもより胸に染みるのだ。
それが辛い分のご褒美なのかもしれない。

で、思ったのが、RogerみたいにEmotionalに生きるとうまくいかないというかわかってもらえないということ。Markのバズラインに対する思いみたいなのを世間ではEmotionalと呼んでいて、OneSongGloryのような本物の思いをEmotionalとは呼ばないのが社会の常だ。ガリレオガリレイではないが、真実はいつも煙たがられる。

そして、RogerはEmotionalという形容詞ではあらわせないなと。
彼はEmotionalなわけではない、情熱的なんだ、それはOutTonightのMimiと通じるものがある、だからこそRogerはMimiを愛するのだろう。

Roger、頑張れ。


話がそれたが、このエントリを起こしたのは、今日もまたつらくて、RENTを見て、辛い理由を知りたかった。つらいとき、いつもRENTは私に解を教えてくれていた。でも最近はそんなことなくて、でもRENTなら教えてくれるような気がした。

でも、解はわからなかった。
それでも、RENTを見て、OSGを聞いたら、これがすべてだと思った。つらいけどOSGがすべてなんだ。どうやっていきていけばいいかさっぱりわからないし、途方にくれることもあるけど、でも音楽への情熱こそが全てなんだ。あんなに不満や怖さを歌っているRogerなのに、不満や恐怖や恐れやいらだちよりも、OSGを聞くと、情熱と希望しか感じない。T:Mだって、Maureenの浮気性がいやだとかいろいろと歌いながらも、結局伝わってくるのはMaureenを愛しているということだけ。それと同じようにOSGも音楽への情熱と思いしか伝わってこないよ。そしてそれがすべてなんだろう。

ほかに答えも道もない。
ただ情熱だけがすべてなんだろう。
そう思った。