「高校生レストラン」6/11放送分の感想です。


今話はいい話だった。


ホールと厨房の入れ替えを行い、川島やかみききゅんがホールに。

それをきっかけに川島は来なくなってしまうのだが…。


ホールがいやだというキャラクターでもないだろうし、神木くんと一緒にホールなので嫌がるわけもないだろうし。

なのになぜ来ないかというと、先生(松岡)にお味噌汁の味を叱られたから。

でもそのお味噌汁の味は、亡くなったお母さんの味だったというもの。


「味に正解なんてない。10人いたら10人の味があっていい」

「レシピは守ってもらうぞ。でも自分の味を探す時が来たら、このレシピはいっさい崩してもらってかまわない。」

「いつか自分だけの味を見つけるんだ」

という松岡の言葉にほろり…。


教師業に不慣れながらも、自分自身のペースで自分自身のやり方でしっかり生徒の心に寄り添う松岡はすてきだ。


一方、ホールになってしまった子のお父さん(西村雅彦)が地元の有力者で町役場に圧力をかけてくるも、キノコ伊藤が断ってしまったために、キノコが考えていた地産地消のお店計画もつぶれかけてしまう。それでも「ぜひ一度高校生レストランに足を運んでほしい」と毎日西村雅彦のもとに訪れたおかげで、西村雅彦も高校生レストランに行き、いきいきしている娘の顔を見て、松岡の手を握る。


伊藤英明は、西村雅彦に圧力をかけられたことなんて一言も言わないし、毎日行っていることも一言も言わないのに。ほんといい友達だ。


なんか、人の心に寄り添うってほんとうにすてきだな、とほろりとくる話でした。


板谷由香は松岡に心を許しだしたようにも思うし、これは恋愛をにおわすエンディングもありえるか?


音楽とテイストがCX水9っぽくて牧歌的ですてき。