「ギルティ 悪魔と契約した女」7話の感想です。
これ、オンタイムで見ています。そして、とうとう7話は見ていて泣いてしまいましたw
一応ドラマヲタのプライドにかけてw、些細なことでは泣きたくないのですが、真島(玉木宏)の言葉があまりにも胸に響いて泣いてしまいました。

7話は話が一気に動き、おそらく今話から、芽衣子(菅野美穂)は真島のために生きることになるのでは?という予感を感じさせる回でしたが、あまりにも玉木宏がかっこよすぎた。そしてあまりにも切ないラブストーリーで、ものすごく良かった。

芽衣子は、10代の時に冤罪の犯人に仕立て上げられ、親も姉も誰も芽衣子を信じてくれなかったから、あんな風に復讐に生きるしかなくなっているのだと思う。誰も信じてくれない、誰もわかってくれない、まじめに生きていても何にもいいことがないどころか、犯人に仕立て上げられ、誰も話を聞いてくれようともせず、家族には憎まれ、もう自棄を通り越して、世の中を自分を恨んで呪って生きていくしかない心境なんだと思う。

でも、横山めぐみはわかってくれているじゃないか。それに三輪さんだって…。
でもやっぱり人を信じられないし、何もかも呪って生きてきたんだと思うけれども、真島と接して、真島の誠実さ、やさしさに触れて、でも真島は刑事で捜査のために自分に近づいてきたはずだし、自分は恋なんてできる人間ではないとわかっているのに、その真島が、聞いてもいないのに、自ら刑事であることを告白し、しかもそれをだまっていた理由までも正直に話してくれ、かつ冤罪の可能性も、家族のことも全部知っていてくれていて、それでも芽衣子を信じてくれるっていうのが、もうじーんときてしまって、泣いたw

なんであんなにまっすぐで誠実で優しいんだろう。
6話で真島が刑事だと芽衣子が知ったときに、「アイシテルっていうあなたの言葉はさよならよりも悲しい」といった歌詞が流れて、本当だなと見ていて思った。真島は「愛してる」っていったわけじゃないけど、でも真島の優しい行動が、操作のためだと思ったら、もう悲しくて…。

それなのに、真島は、刑事であることを告白してくれる。
なんてかっこいいのだろうか。

菅野美穂はやはり感情表現が大変上手なので、ここのシーン、よかったですね。
真島の体を心配していたのに、真島にあんな風に腕をつかまれたらどきっとして、恋愛に慣れてないから逃げてしまう。時間がないといって話を遮ろうとしても、コーヒーを持ってこようとしても、男らしい真島にびしっと遮られてしまう。「コーヒーでも…」「いらない」と真島が言ったところが、あまりにもかっこよくてw

そして真島に嘘をつくしかなかった芽衣子が壁にもたれて落ちていたのに、真島が戻ってきたら、明るく装うところも、またなんか切なかったけどちょっと面白かった。

真島にしろ、横山めぐみにしろ、三輪にしろ、芽衣子のことをわかってくれる人もいるんだ。がんばってほしい。

そして最後のクライマックスシーン。真島が追い詰められそうで、芽衣子ぐらい、見ていてはらはらしてしまいましたが、はらはらしつつも、真島が灯油かぶったところで「なんて危ないんだ!」と思ったものの、水に濡れた玉木宏があまりにもかっこよくてw、「なんてかっこいいんだ!!!」と思わずにはいられませんでした。

なんなんだ、このかっこよさ。かっこよすぎる。
次週予告で取り乱していてやさぐれている真島も、またたまらなくかっこよかった。

あまりに興奮してしまい、1話を見直してしまいましたw
が、1話から玉木宏は超絶にかっこいいですが、キャラはそんなにかっこよくない。愛想がなくてちょっと恐い感じ。それが話が進むにつれて、どんどん心の奥のまっすぐさを見せてくれて、キャラが本当にかっこよくなっていって、外見のかっこよさと相まって、本当にかっこいいです。

なんでこんなにかっこいいのでしょうか。なんなんだ。

7話はあまりに色々とあった上に、玉木宏がかっこよすぎて、玉木の演技とかとてもじゃないけど観察とかできなかったんだけど、あまりのかっこよさのあまり、7話の玉木がかっこいいシーンをちらちらと見返していたら、玉木って以外ときっちり演技しているんだなということがわかって、ちょっとびっくりした。「ラスクリ」とかの頃って、演技がぱっとしなかったイメージだったのに、すごくちゃんと表情演技をしていました。

あと、モロさん。自分も真島も殺されそうになっているというのに、あの表情はちょっとないんじゃないかなーと見ていて思った。

いやー、でもほんとかっこよかったな。