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"What're you looking at! Butterhead!"

これは1950年のカフェで、ビフがbiff ジョージgeorge の胸ぐらをつかんでいる時に、偶然自分の父親とその腐れ縁の近所の悪友(?)の若い頃に遭遇して、ぽかんと口を開けて驚愕しながら二人を見ているているマーティン(マイケル・J・フォックス)に言った言葉です。

皆さんならどう訳しますか?

最初の文は比較的簡単ですよね?
「何見てんだよ!」ですね。
(バカにすんなぁ~! とか怒っちゃやーよ。)
ワンポイントとしては、lookingのあとに、"at"がついていることですね。
そうそう、中学校(高校だったかな)で習いました、英語の授業で、「(~を)見る」は"look at"だと。
でも、結構、会話になるとこのatを忘れちゃう人多いですよね?

まぁ、これはいいとして、今回の【映画で英語】は、オイラの大好きな映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』から、
"butterhead"をピックアップ
します。

あ、ちょっと待ってください。まだ辞書を引かないでくださいね。

カタカナにしてみましょう。
バターヘッド。

バター・ヘッド。

そう、「バター」と「ヘッド」です。
どちらとも皆さんご存知の単語ですよ。

バターは乳製品。熱を加えれば『融け』ます。
ヘッドは『頭』です。
では2つをくっつけてみますと、【バターの様にとける頭】????

ここでもまだ辞書を引かずに、イメージ、イメージ、イメージしましょう!!! 
例:
■ おつむが弱い → 頭悪い → おばかちゃん。

ビフの様な悪が使っているから、もう少し悪態をついていると予測して、→ 【うすのろ】あたりかな?

んで、やっと、ととこで辞書を引いてみると、オイラの辞書では、下記のように出てきます。
butterhead
【名-1】 〈米・黒人俗〉黒人の名折れ、黒人の面汚し、黒人の恥さらし
【名-2】 〈米・学生俗〉間抜け、とんま

はい、正解は【名-2】だから、「うすのろ」は近いですね! っていうかむしろ言い過ぎ(笑)。

こうやって辞書を引かずにイメージする訓練になれてくると、結構映画や海外ドラマの台詞はかなり分かってきますよ!!
すごく楽しいですよ、字幕ではなく、そのままの台詞を聞いて笑ったりできるのって。
ちょっと周りと笑いのタイミングガずれるので恥ずかしいこともあるけど、ね。

映画館で見たりお家でDVDをみてやっぱりすっきりしない時は、辞書を引くことはやっぱり重要!!
だって、黒人の友達に軽いノリで、butterhead!!なんていったら、シャレにならないもん、上見て、上!!!(【名-1】)

ただ.....マイケル・ジャクソンが頭を通り過ぎたのはオイラだけ?
それともオイラこそがbutterhead?????

みなさん、2回目はいかがでしたか?

おいら、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』は大げさではなく、100回以上は絶対見てます。
最近は忘れちゃったけど、一時期半分以上台詞も覚えてましたよ!!!
オイラのお気に入りは、ジョージ・マクフライ。

せっかくなので、面白い英語の言い回しの宝庫であるこの映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』から、次回も何かご紹介する予定です。

お楽しみに!!!!