前回の


からの続きです。


とにもかくにも死んだように生きていました。

今日がいつなのかも

生きたいのか

死にたいのか

そんなことさえも考えていないような

無感覚な感じです。

そんなある日

看守のような人に呼び出されます。

他の奴隷より若いこともあり

グラディエーターとして

生きる道を与えられました。

古代ローマあたりで行われていた

奴隷同士や奴隷と猛獣が殺しあう様子を

見世物にするアレです。

奴隷ばかりでなく

腕に自信のある剣士も

参加しているようです。

(これはあくまで自分の感覚なので

事実確認はしていません。ちゅー

私は生まれて初めて

希望を持ちました。

「自由になれるかもしれない」

と。

そこから私は類稀なる才能を発揮します。

どえらい強い。笑

運も味方につき、とにかく強かった。

自由になりたくてなりたくて

ただそれだけの思いで

必死に必死に戦いました。

私が生きるには

自由になるには

その道しかなかった。

だから相手が誰であろうと

容赦無く殺すしかなかった。

そして私は強かった。

瞬く間に有名になり

奴隷なのに人気が出ました。

英雄のように

伝説のように

国中に名を轟かせました。

その名声を王様が認めてくれ

奴隷としては異例の

専用の部屋を城の一室に与えてくれました。

だけどまだ自由ではありません。

部屋の外には

試合以外では出ることもできません。

当然外出は以ての外。

ほしいものは

王様が与えてくれました。

召使いもつけてくれました。

だから物には困りませんでした。

だけど

そこに自由はありませんでした。




とまあ今回はここまでーニヤニヤキラキラ