お久しぶりです。
最後のブログから一体何年経ったのでしょうか????
ログインするにも何もかもどうやるか忘れてしまっていて大変でした💦
明後日、娘と共に日本に向けて出発するのですが、どうしても書き留めておきたいことがあったので、ブログに残すことにしました。
2020年の暮れに母を亡くし、その3年後の2024年の新年に父が急逝し、そしてその数ヶ月後に姉のように慕っていた友人を亡くし、今思えば、わたしはちょっと鬱っぽかったかも、と思います。とにかく悲しみと寂しさに引っ張られて、なかなか本来の自分に戻れずにいました。
頭に湧いて出るのは、ああすればよかった、こうすればよかった、とにかく後悔の念と涙ばかり。
46年間、近親者を亡くしたことがなかったため、免疫もゼロ。
色んな意味で依存していたから、めちゃくちゃぐらついてしまいました。
父の死から1年ちょっと経って、ようやく涙無しで語れるようになりました。
ところで、本題に戻りますが、一昨日、息子が日本旅行から帰って来たんですね。
息子は付き合って5年になるフィリピン系アメリカ人の彼女がいるのですが、その彼女のファミリー(彼女の両親、弟、従兄弟)5人を引き連れて、約三週間ほど日本に旅行に行っていたのです。
まずは東京に入り、それからわたしの実家のある広島へ4日ほど行き、京都、また最後東京、という日程だったそうです。
それでね、その息子の彼女が今日、お土産を持って訪ねて来てくれたんですね。
日本旅行の話や写真を見せてくれて、すごく楽しんだのが伝わってきて、こっちまで一緒に旅したような気になりました。しかも、彼女の家族が実家をとても居心地が良くてすごく気に入ったと言ってくれたんですね。
父は自分の家に思い入れが強かったので、喜んでるんじゃないかな、とも思いましたが、その反面、田舎出身で、ちょっと古い考えのところも多々ある人だったので、外国人が勝手に寝泊まりしてるのをどんな気持ちで見てるんだろう?とも思いながら、話を聞いていました。
そこでとても不思議な話が出たんです。
実家には床の間があって、そこに小さな仏壇を置いて、両親や祖母の写真を飾っています。
ある晩、息子の彼女のお酒が大好きなお父さんが酔っ払って、お鉢の中にお酒を注いで、仏壇に供えたそうなんです。
このお父さん、ちょっと憑依体質らしく、今までに三回くらい霊的な体験をしたことがあるらしいんですが、今回はその仏壇の前に座って、誰かと話し始めたらしいのです。
もちろん、日本語は喋れないのですが、ところどころに、日本語で、ありがとうございます、と交えたりして、この家に泊めさせてくれてありがとう、と何度も言いながら、誰かと会話していたようです。(本人は酔っ払っていたので覚えていないみたいですが)
その話していた相手がわたしの両親だったらいいな、と思いながら聞いていました。
そして、息子の彼女もやや霊感がある子なんですね。
わたしの父の漬けた梅干しを見て、梅干しってどうやって作るんだろう?って思って、その晩寝たそうなのです。
そしたら、その晩、うちの父が彼女の夢に現れて、こうやって梅干しを漬けるんだよ、と教えたらしいのですが、これがかなりリアルなのです。
梅干しの作り方なんて、見たこともない彼女が、「梅を漬けるのに、透明なガラスのジャーを使ってた?」と聞くのです。実際父は透明なガラスのジャーで漬けていたのでちょっと驚きました。続けて、「塩を片手でドバッと掬って入れていた」と言っていました。父は実際には測って入れていたとは思いますが、日本人でもない彼女が夢で見た梅干しの作り方はほぼ正しいから驚きました。
その上、「お父さんっていつもツバ付きの帽子を持っていた?」と聞いてきたので、「そういえば、薄毛を気にして人と会う時は大抵キャップをかぶってた!」と言うと、さらに「白いポロシャツは持っていた?」と聞いてきます。
父はポロシャツが好きで、たいがいポロシャツばかり着ていたので、白のみならず、色んな色のを持っていたと思いますが、そこでも本当に父が彼女の夢に現れたのを確認できたような気がして、すごく嬉しかったです。
父は朗らかで、優しく、万人から好かれるタイプの人で、人から頼み事をされると、どんなにしんどい仕事でも嫌な顔ひとつせずしてあげる人でした。梅干しの作り方などは、喜んで教えてあげていたでしょうから、生前の父の姿と重なって涙が出そうでした。でも、これは嬉し涙の方です。
あちらの世界で幸せにしていて、今でもわたしたちのそばにいるような気がして、やっと悲しくて仕方なかった両親との別れを少しだけ肯定的に捉えることが出来始めたような気がします。
