自分がドラゴンズファンになったのは1999年。
星野監督のもと開幕11連勝と華々しくスタートダッシュを切り、そのままリーグ優勝を成し遂げたシーズンだ。
当時関西で暮らしていた7歳児にとってはドラゴンズに何のゆかりも無かったが、
「(開幕直後を見て)なんかめちゃくちゃ強い」「青いチームが好き」という、今思えば笑ってしまうほどに単純な理由から中日ファンとなった。
(実際、その前の年はベイスターズの帽子を被り佐々木がお気に入りの選手だった。)
その後山田監督を経て落合監督に移行した事で、ドラゴンズは「投手王国」「職人集団」というイメージに相応しい緻密な野球を繰り広げる。まさに盤石といえる黄金時代を目の当たりにしていく中で、かつての少年はどんどんドラゴンズの野球に惹き込まれていった。
7回を超えてのリードは、例え1点でも勝利を意味した。二遊間にボールが飛べば安心か高揚のどちらかを感じられた。
各打者には三者三様の色があり、相手投手を休ませなかった。そして夏場は怒涛のように追い上げる時期だった。
それから10年も経っていない今――。
6年連続のBクラスに沈み込み、余りにも明確な「脆さ」を露呈し続ける中日ドラゴンズ。
シーズン前に順位予想をする解説者は、おそらくほぼ全員がセリーグの6位から埋めているだろう。
しかし、個々の選手に能力が無いわけでも、怠慢プレーや考えられないようなプレーを連発しているわけでもない。
150キロを優に超しながらも鋭い変化球を持ったピッチャーや、
難しい球を逆方向のスタンドに軽々と運ぶ技術を持ったバッターが何人もいる。
ただただとにかく勝負弱く、選手たちから自信が感じられないのだ。
選手の狼狽はテレビ越しですら伝わってくる。
例えば、「あ、これ四球出しそうだな」という場面で中継ぎがボールを引っ掛けて地面に叩き付けたり、
「外野に飛ばすだけで1点入るけど、なんか前にすら飛ばなそうだな」という場面で代打がとんでもないボール球を振ったり、
そんな場面が特に接戦で散見されるようになった。
何故このような”負け癖”がついてしまったのだろうか?
自分を含め、まず誰しもが考えるのは「メンタルが弱いから」だろう。
だがこれらの現象を「メンタルが弱いから」の一言で片づけてしまってよいのだろうか?
かつて落合監督がコンバートで悩んでいた荒木に対してかけた言葉として
「心は技術で補える」
という素晴らしい台詞がある。
自分なりに解釈すると、自信は小さな成功体験の積み重ねから生まれるものだから、
まずは「練習」という最小単位から小さな成功体験を地道に積み重ねて行けばいい、という事ではないだろうか。
あるいはもっとシンプルに、本番で緊張している中でも確実に成功出来るぐらい練習を重ねろ、という意味かもしれない。
なんにせよ、得意分野では選手はプレッシャーに打ち勝つことが出来るのだ。
実際、今のドラゴンズも強みとされている守備面においては、
極度の緊張局面にあっても破綻が無いどころかファインプレーも多くみられる。
つまり、「メンタルの弱さ」といっても選手起用やチーム方針によって選手の明確な強みを引き出せば、
ある程度は克服できるのではないだろうか?
落合監督時代には、打撃に全振りした井上がスタメンで出て、リード時の終盤に英智が守備固めとして登場したり、
左キラーの小林がいたりと、個人の強みと役割が明確化されていたことで、
各選手がミスを恐れずにまさに”職人”のように仕事を全うしていたように見えた。
今のドラゴンズの選手は決して「野球がヘタ」な訳ではなく、投打ともに素晴らしい選手が揃っている。
与田監督は個人的に好きな監督だが、本当に今の与田ドラゴンズの方針が正しいのか。
それをデータから探っていけるようなブログにしていきたい。
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■自分ルール■
また自分は余りにも飽き性なので、
ブログを立ち上げた目的とルールを敢えてここに明記(公開)する事で自分を律したい。
【目的】
・中日ドラゴンズの弱さがどこにあるのかを、「打率」等の主要な指標や「勢い」等の定性面からではなく、表面化していないような数値から追究する。
・あくまで「リアルでこんな話出来ないから」作った備忘録に過ぎず、誰かに見てもらうのが目的のブログではない。
ただし敢えて公開する事で「もしかしたら誰かに見られているかも」という緊張感が得られるためブログという形式を用いている。
【ルール】
・平日は2回以上、土日祝は1回更新する。(しんど過ぎない程度にね)
・平日に関しては試合感想、土日祝に関してはデータ関連の内容を書く。
絶対続けよう。