若い女性が背中にナイフを持ってる絵があって
とてもとても印象に残ったので書いた詩。
タイトルまだない。例によってあんまり詩じゃない。
女の子は
いつも心にナイフを持っているのがいい
もちろんこの場合の女の子という呼び方は
年齢や生まれた時に与えられた性別は関係なくて
自分の中の女の子って感じる
魂のカタマリのことを言うんだけど
まあ、いいや。
女の子は そのナイフで
自分の人生を開拓する
誰とも違う自分を
ナイフを使って造形しながら
道を切り開き すすむ
そうしながら自分自身を
生きる学ぶ思う歌う立体にして 確立していくんだ
ヒラリー・クリントンが大統領選に敗北したときの
スピーチが好きだ。
「私たちが高く強固なガラスの天井をまだ打ち破っていないことはわかっています。でもいつの日か、誰かがこの天井を壊すでしょう。私たちが今考えているよりも、その日が早く訪れることを望んでいます。そしてこれを見ている小さな女の子たちへ。あなたには価値があること、力があること、そして世界であらゆる夢を追い求め、実現するためのチャンスを得るのにふさわしい存在であることを、決して疑わないでほしいのです。」
ここに出てくる「小さな女の子」は実際の「小さい女の子」かも知れないけれど
その小さな女の子は 確実に どんな女の子の中にもいる
ずっとそう思って生きてきた
価値があること、力があること、
世界であらゆる夢を追い求め、
実現するためのチャンスを得るのにふさわしい存在であること
を やめない。私はやめないから
だから あなたも どうか やめないで。