それでは前の記事で宣言していたオリジナル小説の続きを投下します!
「はぁ…なんでこんなことに…」
兄さんと立てた作戦をみんなで決行してから20分後、私は色々あってキガクに付き添われ…ってか連行だよなコレ、まあ良いや…森の中を歩いていた
「ぶふ…っ、あれは傑作だったよ…」
先程の私の失敗がよほど受けたのかキガクは未だに私の失敗を思い出してはクスクスと笑っていた。
「もう、そんなに笑わないでよ!!」
思い出し笑いをされる度にあの物凄く恥ずかしかった失敗が鮮明に蘇ってくるものだからそう怒れば、キガクは
「あはは、ごめんねー」
と、毎回笑い過ぎて目尻に浮かんできた涙を拭いながらそう謝りはするものの、また時間差で「…ぶはっ」と吹き出してはお腹を抱えて笑うという行動を繰り返していた。
「ふぅ…でも実際、今俺にこうして捕まっちゃうくらいの大失敗だったしねー」
「うぐ…っ」
そう、今こうしてキガクと一緒に森の中を歩く羽目になったのもその失敗が原因だった
…と言っても、その影響を受けたのは私だけなんだけどね
ー20分前ー
作戦とは言ってもみんなにキガクとカムラの弱点…というか癖を伝えて三つのグループに別れて私たちはまた二人に挑みに行った。
グループのメンバーとしては、私、レイン、リアンのグループ、シュウ、リュウ、兄さんのグループ、そして連絡係という事でトバナが一人その場に残る事になった。何かあったらここに戻ってきてトバナに報告して、それをトバナがもう一つのグループに伝えにいく、という訳だ。
「そんじゃ、気をつけて行って来いよ。特にオトネな」
「ちょ、なんで私だけ⁈」
「なんで、ってお前が一番ヘマしそうだからに決まってるだろ」
ここで色々思い当たる節があって言い返す事ができないのが悔しい。
「ま、とりあえず行って来い。レインかリアンがオトネの魔法でぶっ飛ばされたって報告をミオンたちにしに行く準備して待っててやるよ」
「オトネがヘマする事前提じゃねーかよ!!」
トバナは戻ってきたら一発殴ろう。そう心に決めて私たちはキガクを、兄さんたちはカムラを探しに出発した。
探し始めてから10分くらいたった頃、レインが「いた…」と木の上を指差した。
「え、どこ?」
「だから、あの木の上だっつの」
「あ、ほんとだ~、あんな高い所からよく落ちないなー。キガクって意外と野生児なのかな」
「…オトネ、お前ほんと探すの要領悪いよな」
「う、うるさい」
「ほら、あそこにある一番幹が太い木の上だよ」
リアンに教えてもらって漸くキガクの姿を認めるとさっそく私たちはどう動くか作戦を立て始めた
「まずはどうやってキガクのいる所まで行くか、だな」
「木のぼ「「却下」」うぅ…」
「オトネってほんと単純だよね」
「普通は見つからないように行こうって言ってるんだから、分かりやすく木登りで行こうなんて思わねぇよ」
「まあ、馬鹿だから仕方ないよね」
「そうだな、馬鹿だからな」
何故私のフルボッコタイムになった。
「オトネの風魔法を使って行けないかな」
「あぁ、そうだな…でも、一歩間違えたら俺たち空の彼方だぞ」
「土魔法使えたら一発なんだけどねぇ」
「あー、そうだな…でも使える奴がこのメンバーだといないんだよなぁ…」
「俺は使えるけどねー」
「なんだよ、使える奴いるじゃんか、じゃあお前に………って、なんでキガク、お前がここに混じってるんだよ!!」
いつの間にか会話に加わっていたキガクに気づいて私たちは慌てて距離を取った
「ちょっとー、そんな警戒しなくても良いじゃないのよ」
「なんでカマ口調なんだよ!」
「えへ、気分?てか、やっと来たと思ったら今度はそこで何か話し始めちゃうから寂しくて来ちゃったじゃん」
寂しかったって、アンタは子どもか!そんなツッコミを私たち三人がした後に「それに」とキガクが言葉を続けた
「俺が降りて来なかったら、三人とも俺に攻撃できなかったろ?」
にこっと笑いながら言われた事実に私たちはうっ、と言葉を詰まらせた。
「ほらほら、折角標的が自分から出てきたんだから早く攻撃しないと逃げちゃうよー」
そう言われてレインが武器の拳銃を取り出してキガクに攻撃をしたのを皮切りに総攻撃が始まった。
兄さんと立てた作戦をみんなで決行してから20分後、私は色々あってキガクに付き添われ…ってか連行だよなコレ、まあ良いや…森の中を歩いていた
「ぶふ…っ、あれは傑作だったよ…」
先程の私の失敗がよほど受けたのかキガクは未だに私の失敗を思い出してはクスクスと笑っていた。
「もう、そんなに笑わないでよ!!」
思い出し笑いをされる度にあの物凄く恥ずかしかった失敗が鮮明に蘇ってくるものだからそう怒れば、キガクは
「あはは、ごめんねー」
と、毎回笑い過ぎて目尻に浮かんできた涙を拭いながらそう謝りはするものの、また時間差で「…ぶはっ」と吹き出してはお腹を抱えて笑うという行動を繰り返していた。
「ふぅ…でも実際、今俺にこうして捕まっちゃうくらいの大失敗だったしねー」
「うぐ…っ」
そう、今こうしてキガクと一緒に森の中を歩く羽目になったのもその失敗が原因だった
…と言っても、その影響を受けたのは私だけなんだけどね
ー20分前ー
作戦とは言ってもみんなにキガクとカムラの弱点…というか癖を伝えて三つのグループに別れて私たちはまた二人に挑みに行った。
グループのメンバーとしては、私、レイン、リアンのグループ、シュウ、リュウ、兄さんのグループ、そして連絡係という事でトバナが一人その場に残る事になった。何かあったらここに戻ってきてトバナに報告して、それをトバナがもう一つのグループに伝えにいく、という訳だ。
「そんじゃ、気をつけて行って来いよ。特にオトネな」
「ちょ、なんで私だけ⁈」
「なんで、ってお前が一番ヘマしそうだからに決まってるだろ」
ここで色々思い当たる節があって言い返す事ができないのが悔しい。
「ま、とりあえず行って来い。レインかリアンがオトネの魔法でぶっ飛ばされたって報告をミオンたちにしに行く準備して待っててやるよ」
「オトネがヘマする事前提じゃねーかよ!!」
トバナは戻ってきたら一発殴ろう。そう心に決めて私たちはキガクを、兄さんたちはカムラを探しに出発した。
探し始めてから10分くらいたった頃、レインが「いた…」と木の上を指差した。
「え、どこ?」
「だから、あの木の上だっつの」
「あ、ほんとだ~、あんな高い所からよく落ちないなー。キガクって意外と野生児なのかな」
「…オトネ、お前ほんと探すの要領悪いよな」
「う、うるさい」
「ほら、あそこにある一番幹が太い木の上だよ」
リアンに教えてもらって漸くキガクの姿を認めるとさっそく私たちはどう動くか作戦を立て始めた
「まずはどうやってキガクのいる所まで行くか、だな」
「木のぼ「「却下」」うぅ…」
「オトネってほんと単純だよね」
「普通は見つからないように行こうって言ってるんだから、分かりやすく木登りで行こうなんて思わねぇよ」
「まあ、馬鹿だから仕方ないよね」
「そうだな、馬鹿だからな」
何故私のフルボッコタイムになった。
「オトネの風魔法を使って行けないかな」
「あぁ、そうだな…でも、一歩間違えたら俺たち空の彼方だぞ」
「土魔法使えたら一発なんだけどねぇ」
「あー、そうだな…でも使える奴がこのメンバーだといないんだよなぁ…」
「俺は使えるけどねー」
「なんだよ、使える奴いるじゃんか、じゃあお前に………って、なんでキガク、お前がここに混じってるんだよ!!」
いつの間にか会話に加わっていたキガクに気づいて私たちは慌てて距離を取った
「ちょっとー、そんな警戒しなくても良いじゃないのよ」
「なんでカマ口調なんだよ!」
「えへ、気分?てか、やっと来たと思ったら今度はそこで何か話し始めちゃうから寂しくて来ちゃったじゃん」
寂しかったって、アンタは子どもか!そんなツッコミを私たち三人がした後に「それに」とキガクが言葉を続けた
「俺が降りて来なかったら、三人とも俺に攻撃できなかったろ?」
にこっと笑いながら言われた事実に私たちはうっ、と言葉を詰まらせた。
「ほらほら、折角標的が自分から出てきたんだから早く攻撃しないと逃げちゃうよー」
そう言われてレインが武器の拳銃を取り出してキガクに攻撃をしたのを皮切りに総攻撃が始まった。
……はずだったのだが。
「ああぁぁあ!!!私の剣!!!」
時、既に遅し。
まさかのまさかで鞘から引き抜いた時にあまり手に力を込めてなかったせいか、剣は私の手を飛び出し、私の悲鳴が上がった時にはもう木の上にすっ飛んでいた。
「なっ、オトネ何やってんだ!」
「だって飛んでっちゃうんだもん!」
「だってじゃないよ、ちゃんと握ってなかったんでしょ⁈」
ぎゃあぎゃあとその場で私対レインとリアンの喧嘩が始まったが、
「オートーネーちゃん?」
顔を見なくてもわかるくらい弾んだ声が背後…それもすぐ近くからして私は固まって動けず、気がついたらレインとリアンはもういなかった。
あいつら裏切りやがって。
ここまでがこの状況に至るまでの経緯。そして現在、冒頭で言ったように私はキガクと一緒に森の中を歩いていると言う訳だ。
しばらく歩くと少し開けた場所に出て、キガクは歩みを止めた。
「ここでいっかなー?」
「何するの?」
くるっと振り返った相手の顔には満面の笑み。
…これ何かまずい。
そう直感的に感じ取った私は少しじりっと後退りした。
「オトネちゃんに捕虜になってもらおうと思って」
にっこり、そんな擬音が付きそうな程の笑顔を貼り付けてキガクはそう言った。
途中(最後の方)からやや文章の書き方が変わった事に皆さんお気づきでしょうか?そうなんです、書き溜めてたやつに続きを書いたんですけど、あまりに期間が開き過ぎてですね…
まあ、さらっと流して読んでやってくだs(そもそも読む人がいない
