笑えるほど、うろたえまくるアニキ!
でも車内は無言の緊迫感!!!
さあ、どうなる!我ら宝探しチームっ!?
今回もハナさんのレポートで、ノリスケさん&サエコさんご夫婦の宝探しパート4をお送りしますっ!
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みなさん、こんにちは。助手見習いのハナです。
今日も読んでいただき、どうも有難うございます。
サエコさんとノリスケさんの元サヤの旅レポート、第4話です。
今回も是非最後までお付き合いくださいませ。
さて。
ノリスケさんが持ち去ったサエコさんの刀が埋まっている場所の近くまで神様のナビによって連れてきていただいた私たちでしたが、突然神様がアニキに「あとは自分たちで探しなさい。」と告げられてしまい、無言になられてしまったのでさぁ大変。
アニキはすっかりと不安一色になってしまったのですが、慣れた調子で龍がアニキを励まして車を進めると。。
なんと突然前方に、まるで車を誘導するかのように、一羽のハトが悠然と、しかも長い時間、車の前を一緒に飛んでいったのです。
このサインを見て、アニキは自信を取り戻しました。
アニキ:「案内してくれてるよ!こっちだ。間違いない!!」
このサイン、あまり何も感じない私でも誘導のサインだ、と分かるくらい神々しい場面でした。鳥は神様の御使いをしてくれるんだそうです。(ときには蝶々や、蛇もあるそうです)
そして次のカーブを曲がった瞬間、ハトは去り、今度は大きなトンビが横から入れ替わり、バサッバサッとゆっくり大きく羽ばたいて、私達を案内してくださいました。
これも十秒くらいでしょうか、前方を一緒に飛んでくれたのです。
そしてトンビが去ったとき。
いきなり、広い道路に出たのでした。
そこで周りを見て、ビックリ。
ストーンサークルだらけです。
一同:「ここだ・・・。」
車を急いで降りて、昨夜書かれた絵を取り出し、岩に続く入口となるところを探し始めました。
入り口はすぐに見つかりました。。
そこから少し進むと、昨夜神様が書いてくださった絵と同じ風景が目の前にありました。
そしてそこには「ここだよ!」と言わんばかりに、カラスが一羽とまっていました。
↑左端に、カラスがとまっていました
早速、皆で岩の上にあがってみました。
目の前に広がる、海と自然の緑、その上に広がる抜けるような青空の美しいこと。
素晴らしい絶景でした。(そういえば昨夜、神様は「絶景に次ぐ絶景だよ」とおっしゃっていました)
しばし、景色にみとれた後、私たちは重要なことにとりかかることにしました。
「場所はここに間違いない!」
この旅に参加している5人、全員が確信していました。
「ただしどこに?」という疑問が残っています。
この岩の高さは15m-20mはありました。また岩の周囲は50m以上あるのです。
岩の近くといってもどこにあるのか分かりません。
手がかりは三角の場所。
どこでも掘ればいいものでもないので「三角の場所」を探すことにしました。
するとその時です。
岩の下から鳥の美しいさえずりが聞こえてきました。
どうやらこの旅のガイドは鳥世界のご協力を沢山いただいているようです♪
龍:「岩の下、、あたりだね。」
みんなで岩を降り、探索しているとアニキが三角の場所を見つけてきました。
アニキ:「ここ、じゃないかなぁ。」
アニキが指さした先を見ると、確かに岩と岩が重なりあうところに三角形の隙間が出来ています。しかもその三角の場所の地面は土でした。まさに掘れそうな場所です。
ただし三角の場所は、一人がようやく入れる場所でした。
掘る役は、もちろん約800年前にこの刀を埋めたノリスケさんです。
ホームセンターで購入したクワ型のスコップでノリスケさんが三角形の中心あたりを掘り始めました。みんなで緊張して見守ります。
一同:「うまくいけば、刀のツバが落ちているというお話だったよね?」
掘っているノリスケさんの横からみんなが三角の場所をのぞきこみツバが落ちていないか薄暗い中を見ますが、うまく見つけられません。
その間もノリスケさんは無言でザックザックと掘り続けます。
木の根も沢山でてきます。土は想像以上にやわらかく、順調に大きな穴が掘れてきました。ノリスケさんの後ろには掘られた土山が大きくなっています。
でもまだ、刀が出てくる気配はありません。
短い時間だったかもしれません。
でもとても長く感じる無言で緊張した時間が過ぎていきました。
そして、無言の空気を切るようにアニキが「真ん中だけでなく少し右側も掘ってみたらどうかな?」とアドバイスしたとき、です。
ノリスケさんの掘る手が止まりました。
ノリスケさん:「あった。」
ノリスケさんは斜め45度に埋まっていた刀を、すっと一気に抜きあげました。サエコさんがサヤを見つけて「シュルー。」と抜いたときのように、です。
それはまぎれもない刀でした。土とサビで茶色くなっている、刀でした。
全員が、声にならない叫び声をあげました。
ノリスケさん:「一体、どうなってるんだ。。。こんなことが本当に起こるだなんて・・・。」
前日にサエコさんが使っていたサヤが見つかったときから刀の存在を意識していたはずのノリスケさんでしたが、実際に神様のお話通りの場所から、神様のお話通り刀が出てきたことに混乱し、呆然とされていました。
でもずっと呆然とはしていられません。
神様はツバもあるといわれていました。
ツバ(2穴が目印)も一緒に見つけてセットで持ち帰りたいものです。
引き続き、ツバの捜索活動がはじまりました。
ノリスケさんがさっきの穴を引き続き堀りつつも、右のあたりにも面積を広げて堀り進めていきます。またどんどん穴が大きくなってきました。
先ほどと同じく、しばらく無言の時間がすぎていきます。
そして頭には「ここにはないのではないか。」という疑問が浮かんできます。
すると「すでに掘った土の中にあるとか?」とアニキが言いました。
そこで、ノリスケさんの体の後ろの掘り起こした土山の中をサエコさんが探し始めました。
昨日の肩車に続き、二人の共同作業第二弾!です。
前でノリスケさんが土を堀り、サエコさんが後の土山の中を探します。
(出てきますように!!!)
と願っていたその時でした。
サエコさん:「あった!これじゃない?」
サエコさんが手にしていたものは確かに神様のお話通りの2つ穴がある刀のツバでした。
一同、また大きな喚声を発しながらも落ち着いて、早速、刀に垂直にはめてみました!
やっぱりピッタリでした。
そのツバと一体になった刀を見て、ノリスケさんは更に呆然となりました。
その後しばらくの間、ノリスケさんは普段の「りりしいノリスケさん」ではなく、「いたずらが見つかった少年のようなノリスケさん」に変わってしまったのです。
歩き方まで変わっていました。不思議です。
でも。
とにかく、刀とツバが見つかったんです。
そして今考えると、カラスがとまっていた真下に、お宝は眠っていたのでした。。
土だらけの刀とツバは神様によると「洗ってもいいですよ。」というお話でしたので、私たちは車に戻って、近くの公園に移動し、刀を洗うことにしました。
そして公園に到着。
公園のトイレの横に、水道がありましたので、ノリスケさんが刀をゴシゴシ洗い始めました。
そして土が落ちたときに、刀のしるしとして神様がお話された「國次」という文字を探してみました。
すると、、ありました!
それを見て、またもや呆然とするノリスケさんでした。
その後、神様がお二人にお話したいことがある、と言われましたのでお話を聞く場所を探しました。
そしたら広場にちょうど5人が座れるストーンサークル(中心にテーブルつき)があったのです。
必要なことを行うときには本当にちょうどいいことが目の前に起こるのですね。
この旅の様々な奇跡的な偶然(必然)を何度も経験するうちに、ただ素直に喜んで受け入れることが出来始めたように思います。
ストーンサークルに座って、お話の前にまず、することがありました。
800年ぶりに刀をサヤにおさめる
という大切なことです。
前日に見つけたサヤを、緩衝材からほどき、取り出し、そして刀をおさめました。
もう疑う余地もありません。
サイズは完璧にピッタリでした。
そして神様のお話がはじまりました。
(最終回に続く・・・)
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以上です。
おかげさまで、宝探しは何回かさせてもらっている僕達ですが、毎回、実際に宝が見つかるたび、女学生チックな大声をあげてしまう僕とアニキです。
今回も、刀が出てきて、ツバが出てきて、銘も見えて、鞘とぴったり合ったとき、毎回おおおおっ!と腹式呼吸で叫んでいました。(撮った写真も手ブレまくり・・・)
で、やっぱりその叫びって、最終的に「自分達で見つけた」からだと思うんですね。(もちろん、ヒントはアリアリですが^^;)
これはたぶん、僕達人間の使命も同じな気がしていて、いつも神様がおっしゃるのは「使命を探す行為。そのことに意義があるんだよ」ということです。
ですので、全部教えてもらうのではなく、自分で、試行錯誤しながら、ときには迷ったり、苦しんだりもしながら、宝探し(使命探し)を続けていく。。。
その作業が何より崇高で、価値のあることだし、人間として生まれてきた喜びなんだと、神様はおっしゃいます。。。(ちなみに、僕達兄弟も、使命とかは一切教えてくれません。いつもかなり突き放されています。^^;)
と、話はズレてしまいましたが・・・
さあ、次回はとうとう最終回!
お宝が語る意味と、ノリスケさんの前世における終焉の地を案内してもらいます!
刀を見つけた後のノリスケさん・・・
いかつい体なのに、完全になで肩になってました!
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(コメント、なかなかレスできなくてごめんなさい!でも全部、毎日拝見して喜んでいます!!!皆様の声が、更新の励みです!ありがとうございます!)
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