こんにちは!
龍馬です。
今回からは、3番店店長が今からの時代をどう考え、営業を行なっていくべきかについて、
私なりに感じるところを書いていこうと思います。
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稼動を上げるために、何か行動を起こそうとする場合、
そこには明確な目的からなる戦略、戦術が必要となります。
それについては今まで色々と書かせて頂きました。
しかし、それらを実行に移す場合、「トレンド(時代の流れ)を読むこと。」が重要になります。
すなわち「今はどのような時代なのか。」を考える必要があると言うことです。
トレンドの読み方ひとつで、戦略、戦術の方法と結果は大きく変わり、
勝ち組、負け組を決定付けます。
例えば、流行の色が「赤」なのに、「白」の洋服を一生懸命売ってても売上は上がらないのと同じです。
「今はどういう時代なのか。」
色々な見方があると思います。
しかし、以前にも書いたように私はこの時代を「チャンス」と捉えています。
特に3番店にとっては、「またとないチャンス」ではないでしょうか。
言ってみれば「下降トレンド」ではなく、「上昇トレンド」なのです。
もっと言うと「大手は下降トレンド」、「中小は上昇トレンド」です。
これはポジティブシンキングではありません。
ポジティブシンキングは左脳的発想ですが、私には残念ながら左脳がありません。(笑)
では、なぜ「中小は上昇トレンド」なのか。
それは、
もともと中小は「店長個人の意識、技量が即成果として表れやすい環境」であり、
大手が「攻め」より「守り」に比重を置かざるを得ない状況である今、
中小の環境は大きく今後の状況を改善出来る可能性を秘めているからです。
言い換えれば、中小ホールは「決定から実行まで」のタイムラグが大手と比較した場合、
比較にならないほど短いのです。
今回からは、「即成果」に結び付けるための、「意識と技量」について書いていきたいと思います。
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「稼動が下がるばかりだ・・・」
「何をやっても効果が出ない・・・」
ほとんどのホールがこのように考えていると思います。
では、なぜ稼動が下がったのでしょうか。なぜ効果が出ないのでしょうか。
その答えは一言で表せます。
「市場まかせだから。」
特に今まで3番店は、市場動向が上向きの時は稼動が上がり、
下向きになると稼動が下がってきました。
なぜなら「自店が自店の命運を握る」というスタンスを持っていなかったからです。
もし、そのような考えを持って営業を行なっていたとしても、
結果的に現在稼動が落ちているのであれば、
その考えを具現化するところまでは行なえていなかったのでしょう。
昨今のような状況になると「一番店からのおこぼれ」も期待出来ません。
それは店休日のある地域にとっては、
「競合店が休みでも以前程自店の稼動が上がらなくなった」傾向からも見て取れます。
しかし、私はホールだけが悪いとは思いません。
それが今までの業界の「当たり前」だったからです。
「景気が悪くなれば稼動は一律に下がる」事が当たり前だと思われてきました。
業界雑誌などでも、学者か?と思えるほど,
マクロ的な視点から論理的に、これでもかと言うくらい、
「低迷の原因」が延々と書かれています。
最後は、「原点回帰」などの言葉で締めくくられているのですが(笑)
今からの3番店店長に求められることは、
「景気が良かった時代に誰も考えなかった発想」です。
過去の延長線上に、栄える未来はありません。
だから過去に遡った「原点回帰」ではないのです。
私達が目指すものは「新・需要創造」です。
第三章は、
「3番店店長、総コンサルタント化計画」です。
宜しくお願い致します。m(_ _ )m