思考スキル1~先入観をなくせ~ | パチンコ店長の右脳。

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~3番店店長、総コンサルタント化計画~

こんにちは!


龍馬です。


炎の連続更新です。(@_@)


久々におなかの調子がイイので、書けるときに書いておきたいと思います。(・∀・)


・・・


前回アメンバー記事の中で、「ダーツから生まれるイノベーション」について書きました。


今回は、それをどのような発想で生み出すのかについて書いていきます。


その前にまとめてみます。


①「ポジショニング」から3つの連想ワードを抽出する。


②「自店のストーリー系3項目」からも3つの連想ワードを抽出する。


③それら合わせて6つの連想ワードから、新興ホールのイノベーションを創造する。


さて、問題なのは何と言っても③ですね。


①、②はただの作業ですからまったく問題はないはずです。


(ホワイトボードにダーツが当らない人以外は。)


今回は③の「新興ホールのイノベーション」を創りだす上で、店長が身に付けておかなければならない


思考スキルについて具体的に書いていきます。


・・・


3番店以下の店には、ある「クセ」があります。


それは、


「これまでとはまったく違う方法に抵抗を示す。」事です。


なぜ今、3番店以下なのか。


それは、いくら一番店に差を付けられようが、今までのやり方に固執し、「革新」より「改善」を


行ってきたからだと思います。


しかし、間違った方向へいくら一生懸命「改善」を行っていっても目的地へは辿り着けません。


最終的に出る言葉は、


「一生懸命やってるのに・・・」、「こんなハズじゃなかった・・・」です。


3番店(今まで3番店以下の店と書いてきましたが、めんどくさいので3番店にします。)が、


まず考え直さなければならない点は、


「効率よく仕事をしようとしない。」事です。


今行っている方法以外に、「目的地へ辿り着ける方法」を考える事です。


「効率よく仕事をする。」とは、「今行っている仕事は正しい。」が前提にあります。


本当に正しければ、とっくに一番店になっています。


では以下に「ダーツから生み出すイノベーション」を考えるための3番店店長に必要になる


思考スキルについて書いていきます。


・・・


今回は、「思考スキル1。先入観をなくせ。」です。


以下に例を挙げてみます。


①そもそも新台入替は必要なのか?


新台入替をやめると誰が損をし、誰が得をするのか。


②そもそもパチンコ台にイスは必要なのか?


イスを撤去すると誰が損をし、誰が得をするのか。


③そもそも特殊景品は必要か?


特殊景品を出さなくなると誰が損をし、誰が得をするのか。


④そもそも海物語は必要なのか?


海物語を撤去すると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑤そもそもイベントは必要なのか?


イベントをやめると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑥そもそもジュース自販機は必要なのか?


ジュース自販機を撤去すると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑦そもそも毎日の釘(スタート)調整は必要なのか?


釘調整をやめると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑧そもそもチラシは出さなければいけないのか?


チラシをやめると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑨そもそも毎日なぜ決まった時間に開店するのか?


毎日の開店時間をバラバラにすると、誰が損をし、誰が得をするのか。


⑩そもそもなぜ一度開店したら閉店まで営業しなければならないのか?


2部制、3部制営業にしたら、誰が損をし、誰が得をするのか。


上に10の例を挙げましたが、


数えたらキリがないと思います。


しかし、ここで考えて頂きたいのは、例えば「③そもそも特殊景品は必要か?」を見た場合、


「あながち特殊景品はなくても良さそう。」と言う結論が出る可能性は0ではないと言う点です。


「特殊景品がない。」=「一般景品」だけである。


そのすべての一般景品の掛率を、「大幅に」交換率の分岐以下に押さえ、


それら一般景品が3つの価値(素材価値、情報化価値、関係化価値※後述)を


提供出来るモノであった場合、


ターゲットはどの客層になり、どのような営業を行えるのか、


また、その営業で新台入替経費の3/4を削減し、新たな予想外サービスが行えるとなった場合、


それでも「③そもそも特殊景品は必要か?」の質問の答えは100%YES!なのか・・・


0.000001%だけは「NO」なハズです。


ここで言いたいのは、この0.000001%の可能性を見出す思考スキルが必要だという事です。


その為には、上で挙げた10の疑問のような思考が思い付いたら、


常にメモし、いろいろな可能性について考えていなければならないと言う事です。


この考え方に慣れてきたら、「連想ワード6つ」から「新興ホールのイノベーション」を


生み出す事が比較的容易になってきます。


・・・


前提、先入観が革新的なアイデアを遠ざける障害だと思います。


3番店が一番店に挑む時、同じルールの中で正面から挑んでも勝てません。


目指すは、「ルールを変える。」事です。


「進化したルールの一番手」になり、市場の認知を得る事が3番店にとっては重要になります。


それが「新興ホール」です。


だから3番店は面白いのです。


自分を弱者と認める所からすべてが始まると思います。


そうすれば前進出来ます。


その条件は、


「先入観をなくす事」です。


次回は「思考スキルその2」について書いていきたいと思います。


今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。(^-^)/