本日はセミナーのご報告です。
2014年9月28日(土)午前に、ビジネス作家の小暮太一さんの主催する「説明力養成講座」を受講しましたので、その様子や感想を書いてみます。

お伝えしたいポイントは3つあります。
1)何で「説明力」が必要なのか。
2)わかりやすい説明には公式がある?
3)講座を受けての感想


何で説明力が必要なんでしょう?
凄い知識がある人だからと言って、説明が分かりやすいか、と言うと必ずしもそうでないですね。
それはわかりずらくなる理由があるからです。それは次の3点です。

①話の前提が、話し手、受け手で共有されていない。
②使われる言葉が専門的な用語で、その意味が分からない。
    つい業界用語とか、使っちゃいませんか?
③前提について相手が間違って理解しているのを修正しない。
    これは会話の場合の話ですが、相手の理解を確認しないで話を進めると、話の最初のところで誤解したままとなっており、そのあとの話が全く伝わってないことってありますよね。そうならないように、相手の理解を確認して、よく伝わっていないようであれば、繰り返したり、違う言い方で伝える等をする必要がありますよね。

上のどの理由も、話す人の話す内容についての知識の有無とは直接は関係ないんです。

2)わかりやすい説明には公式がある?
それでは、どのように説明すればいいのでしょう?そのさいに心がける法則があるというのです。
それが

「テンプレップの法則」

です。
これは
T(theme)  :話題
N(number) :(結論の)数
P(point)  :結論
R(Reason) :理由
E(example) :具体例
P(point)  :結論(念押し)

の頭文字をつなげたものです。

この法則を使うにあたり、大事なのは、結論をあらかじめ明確にしておくということですね。
そしてその結論を最後に繰り返すことで、しっかりと相手に伝えるようにするのです。

3)講座を受けての感想

説明することは、その説明内容についての知識とは別に、「説明力が必要」との考え方は、大変新鮮でした。
ともすれば、これまでは説明する時に、ただただ、知識を知らせよう、となりがちでしたが、今後は、誰に何を伝えるかを十分に考えてから説明するようにしたいですね!

※実は本ブログ、テンプレップの法則を意識して書いてみました。残念ながら結論、具体例が書ききれていないのですが、今回はこの辺で!


先般、息子(小6)の模試の付き添いでいったさいに会場だった海城中学校で、学校の説明を伺い、いろいろと興味をいただいたのでメモ書きしておく。

海城(かいじょう)中学は、どんな学校かというと、開成、麻布といった、関東の超有名私立校がトップグループだとすれば、その次のグループの先頭といえる。

当日説明にあたったのは、社会科の先生。年のころ40歳ごろであろうか。しかし決して手慣れた説明というよりも、どうにかしてこの学校の良さを理解してほしい、という思いがこもった説明に思わず、耳をそばだてる。

海城は、この10年間で、進学実績が上昇傾向にあるとのことだが、その原因として1992年に「改革元年」として、学校の体制や、教育プログラムを見直したらしい。そのさいベースにしたコンセプトが下記の二つ

1)自由主義
2)公正

これは、Jロールズの「公正としての正義」で扱われている概念とのこと。

また先生から公正の定についてこんな紹介があった。
「立場を入れ替えた時に、自分が拒否することを、相手にしない態度」

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海城は、現在、ウェブサイトのトップページで「新しい学力」「新しい人間力」を「時代が求める力」と定義し、
その力を養成する教育プログラムを展開しているとのこと。

<1>新しい学力とは?

それは「問題発見・解決能力」である。そしてこれはこれまでの知識獲得型の教育では養成が難しい力である。

具体的には下記の要素から、この力は構成されている。

1)問題設定
2)調査
3)価値評価
4)表現

これらの力を養成するするため、どのような教育プログラムを考えたのか。
それは「中学生による社会科卒業論文の製作」である。

実物を拝見したが、2年以上の期間を費やし、地元の行政や企業、市民の方に取材をして、
社会にある様々な事象について論文を作成しているとのことで、扱っている内容こそ大学生のそれとは
異なるが、論文の構成については、もう大学の卒論と見間違うレベルである。

※余談になるが筆者の卒論は、ほとんどネタ本の引用とそれについてのコメントに終始し、
このようなしっかりとした構成ではなく、見た瞬間、負けた!と痛感。

<2>新しい人間力とは?

これからの日本は、ますますグローバル社会の影響を受けて、例えば、日本国内でも「グローバル化」が促進されるだろう。
そしてそのさいにリーダーに必要なのは、「多様な価値観を受け入れること」だ。
また「協働」に対する認識が、一方から他方へ指示し、他方がそれを受け入れるといった固定的関係ではなく、
相補的」なものであり、さらに「創発」を促すものというものに変わってきている。

そこでどのようなプログラムを用意したのか。
それは「体験学習」(プロジェクトアドベンチャー)である。

※この説明は難しいので一旦保留させていただきます。

また「社会人(年配の方)からの聞き書き」などを行うことで、学べることがある。
同じ話を複数の学生が聞いて、その内容を聞き書きしてみる。本来、同じ話を聞いているので、ほとんど同じ内容が記載される、
と思いきや、各人の内容が食い違っている!

ここで聞き取る際に、聞いている人の取捨選択が入ってしまうことがあることの学びにつながる。

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まとまらなかったが、とにかく海城中学は、
真にこれからの時代にふさわしい学力、人間力を涵養することのできる学校
との印象を強く持った。



後日、朝日小学生新聞で、家庭科学習を推進する海城中学の話題が掲載されていた。
「海城の家庭科男子、いま、盛り上がっています。」

これを見た家内が一言。
「是非、海城中学に入れましょう!」

御後がよろしいようで。。。
これは社内の有志が作る勉強会。「横浜塾」の「横浜」は代表になっているのが、「横浜さん」という方だから。多分すごい優秀な方、でも気さくな方。

この日は、内モンゴルにおける森林植林に日本から現地に行って長年支援している「緑化ネットワーク」の北浦事務局長にお越しいただき、支援の実情や意義等についてお話いただいた。

自分はこの講演のタイトルが「CSV(
Creating Shared Value)をいかに実現するか」といった文句だったため、やや期待と食い違っていたが、それはそれとして、植林活動を支援し続けることの困難さについて語っていただいた。

※失敗だったのは、なぜこんな苦労が多い活動をやり続けているのか?という質問をぶつければよかったが、忘れてしまったことである。。。。

◆印象的な一言◆
植林活動は、長い目で見なければ効果が把握できないため、現地の人は、そんな気が遠くなるようなことはやりたがらない。だけど、長年植林をすることで緑が増え、それにより放牧する羊の食糧が充実し、放牧というより、「育牧」といった形になっていくと、初めて「やってよかった」と現地の人に感謝されるとのこと。

でも
最終的には「自分たちでやるからもう来なくていいよ」と言われることが目標だし、そうなるべき、との言葉に、この活動にかける覚悟を感じました。

最期に横浜さんから、こんな話が。

「最近買った本で、『地球の歴史』という本があって、そこにはこんなことが書いてあった。緑は今から20億年前に発生しているのに対し、人間は高々200万年前に出現した。つまり緑のほうが1000倍の長い歴史を地球上に持っている生物なのである。それなのに人間は、この短い間に緑を収奪しようとしている。」

どうも地球上の生物、という観点で見た場合、人間の行いは大変、格好悪いと言わざるを得ない。もしかすると、そんな人間の在り方を少しでもましにしようという切実な思いが、「緑化ネットワーク」の皆さんを毎年、さまざまな会社、組織での植林活動の支援にかきたてるのかな。と、勝手に想像してみました。


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