3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
山口ますみさん=MARVELOUSブース。
ここ数年のエンタメ系展示会でお見掛けする機会が多いマーベラスさん。
アメコミのタイトルを連想させるロゴが印象的ですが、生粋の日本企業で、
設立に際して、大手アミューズメント企業のセガが関わっていたようです。
同社の公式サイトを見ると、現在の事業の柱は下記の4つ。
オンライン事業
「App Store」「Google Play」や各種SNSプラットフォーム向けに、
オンライン・クラウドゲームの企画・開発・運営(受託開発を含む)。
コンシューマー事業
家庭用ゲーム機向けゲームの企画・開発・制作・販売、及び受託開発。
各種アミューズメント筐体の企画・開発。
音楽映像事業
アニメ作品の制作・プロデュース。
音楽・映像コンテンツの制作・商品化・配信事業、海外番組販売 等。
ステージ
コミック・アニメ・ゲームを原作とした舞台作品の企画・製作・興行。
(同社公式サイトの表現を借りると「2.5次元ミュージカル作品」)
同社ならではのコンテンツが、様々な人気作品を原作にしたステージ。
「ミュージカル 『テニスの王子様』」「舞台 『弱虫ペダル』」が代表作です。
アニメの場合、人気声優さん達のアイドル活動もビジネスになっていて、
舞台の俳優さん達が同様の存在になる可能性にも期待しているのかも。
シリーズ化されている事を思えば、手堅い成功を収めているようです。
今回は、7月放送予定の新作アニメ「クオリディア・コード」が主役。
大型ビジュアルの展示にコスプレイヤーさん達が華を添えていました。
加えて、アニプレックスさんブースとのコラボレーション企画も展開。
両社のブースで撮った「クオリディア・コード」の写真をTwitterで呟くと、
“ハズレ無し”の抽選会に参加してノベルティや賞品をGETできました。
他にも、「ディバインゲート」や「舞台 『弱虫ペダル』」の告知・PV放映、
「舞台 『刀剣乱舞』」大型ショッパーの配布等、盛り沢山の内容でした。
アニメジャパンの中では中規模クラスの、3面が通路に面したブース配置。
オススメ作品の大型ビジュアルが展示と装飾の二役を兼ねている事を思えば、
通路を行き来する来場者達の目を惹きやすい展示装飾が可能な好立地でした。
その中の1面を、3名のコスプレイヤーさん達による撮影コーナーに充てていて、
大型ビジュアルを背景にしたミニステージにコスプレイヤーさん達が現れると、
カメラを手にした来場者達があっと言う間に集まって、撮影会のような状態に。
一方、撮影コーナーの反対側の面では大型ディスプレイで映像を流していて、
ブースの壁面全体を黒で統一していた為、映像がきれいに映えて見えました。
過去、様々なエンタメ系展示会で同社の出展風景を見る機会がありましたが、
(例えば、ジャンプフェスタ2015→こちら
、ニコニコ超会議2015→こちら
等)
毎回、出展規模や小間の形状に応じてブースのデザインを大きく変えていて、
イメージカラーに黒を選んだ今回のブースは、クールでカッコ良いイメージ。
おそらくそれは「クオリディア・コード」のイメージにも重なっていた筈です。
ブースを彩る演出の一要素として登場したコスプレイヤーさん達に加えて、
ブース前でショッパーの配布等の実務を担当するコンパニオンさん達の姿も。
山口さん達のユニフォームはジャンプフェスタで目にしたのと同じデザインで、
ちょっと近未来SF風なテイストが、アメコミっぽいロゴにもマッチしていました。
山口さん達も、エンタメテイストなコーデに合わせた見せ方を工夫していて、
一般公開日の二日間、ヘアアレンジ等で雰囲気を変えていたようです。