3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
橘 あきさん=「加藤恵Project」(ソニー)ブース。
ソニーさんはアニメジャパンに「PlayStation」で毎回ブース出展していますが、
今回は、一目見ただけではソニーさんと分からないユニークなブースも出展。
「加藤恵Project」なるナゾのタイトルを掲げた大型ブースが実はソニーさんで、
人気TVアニメ「冴えない彼女の育て方」のヒロイン「加藤恵」をモチーフにして、
ソニーさんが持つ最先端のインタラクティブ技術やプロジェクション技術により、
「加藤恵」を二次元~三次元の様々な切り口で体感できる前例の無い実験展示。
ソニーさんの最新テクノロジーをプレゼンするブースだと書けば分かりやすい筈。
「冴えない彼女の育て方(冴えカノ)」はファンタジア文庫の人気ライトノベル。
2015年1月にフジテレビ“ノイタミナ”枠でTVアニメとして放送されて人気を博し、
2017年4月から続編アニメ「冴えない彼女の育てかた♭」の放送が決定しています。
今回は、その原作を手掛けた作家さんとイラストレーターさんが全面的に協力して、
超高解像度のグラフィックモデリングや、声優さんの録り下ろし合成音声等を導入。
来場者の呼び掛けに応じて喋ったり、アクションしたり、表情を変えたり…といった、
ここでしか出会えない「加藤恵」を一目見ようと、ブース内は常に大混雑でした。
ブース内には6つのコンテンツが用意され、それらのタイトルで雰囲気が伝わるかも。
A.「加藤恵と過ごす日常の研究-加藤恵が現実の中で癒やしを。」
B.「等身大の加藤恵-加藤恵の等身大フィギュアがAnime Japanに!」
C.「加藤恵の表情、感情の研究-加藤恵の色々な表情を再現。」
D.「加藤恵の動きを再現する研究-加藤恵が映像の外に飛び出す?!」
E.「加藤恵のいる日常風景の研究-水槽の向こうに見える日常風景から加藤恵が…」
F.「加藤恵を空中投影で再現する研究-加藤恵を手のひらに乗せられる…?」
若干アヤシげな雰囲気も漂いますが、当然ながら展示内容は至ってマジメで、
表現(グラフィック)を変えれば、ビジネス系の展示会に出展しても通用する筈。
おそらく、それぞれの展示はブース内で秩序立って構成されていたと思いますが、
来場者達で絶えず大混雑だった為、自分はブース周りを一巡りしたぐらいでした。
純粋に展示会ブースとして眺めると、白い枠組みを重ねた外観は極めてシンプルで、
その内部にプレゼン用PCや映像機器を配した光景は何となく研究所のような雰囲気。
「実験展示」とイメージ連動していたのは明らかで、他社との差別化でも効果的でした。
そんな中、多くの来場者達の目を惹いていたのが「加藤恵」の等身大フィギュアで、
この春、198万円(税込)で20体限定で販売→即完売になった事が話題になりました。
アニメファン達には、こういう展示が最も分かりやすく、とっつきやすかったのかも。
こちらの4名のコンパニオンさん達は、当然ながら「加藤恵」のコスプレ姿で、
研究所のイメージも表現する為、白衣を重ね着している時間が多かったようです。
(自分が撮らせて頂いた写真は4名の方々全て、白衣姿だったのが若干残念…)
社員さんやスタッフさんも白衣姿で、最初はコンパニオンさん達の存在に気付かず、
たまたま通り掛かりに写真撮影に応じていた光景を見て、橘さん達の役割を認識。
ガチのコスプレイヤーさんというよりも、控えめなイメージアイコンという感じで、
橘さんを含めて、キュートな「加藤恵」という雰囲気の方々を起用したようです。
橘さんをお見掛けしたのは、昨年の東京モーターショー(→こちら
)以来でした。