準定期とのデートが先方の都合で流れた。
そこで、空いた日程で新たにオファーをした。

急なオファーのため、第1希望の女性には断られた。
結局、第2希望の学生のG嬢とデートをすることになった。
交際タイプはB2、
2回目のデートで大人の交際の可否を決断するタイプである。

デートに現れたG嬢は、ギャル系ファションど真ん中である。
タイトなミニスカに濃い目の化粧とアイラッシュ(つけまつげ)。
好みとは真逆の外見である。

生魚が食べらないということなのでしゃぶしゃぶの店に入る。
半個室であるが、隣室で子供が大騒ぎしている。
ブランド牛とする肉もさして旨くはない。
商業施設のレストランは美味しくないという言葉を体現している。

食事中は、G嬢が一方的にしゃべる展開である。
しかも、終始、タメ口で。
こちらのテンションはますます下がり、無口になる。

G嬢曰く、
・大学転入を考えているので学費がかかる
・そのため、朝から晩までバイト漬けである。
・一人のパパと長く付き合いたい
・お手当は、食事2、大人の交際は両手以上
・今までデートをした人は最低でも両手は出してくれた
とのことである。

顔立ちの整った美人系ではある。
しかし、特別な肩書・経歴はないし、バストも普通である。
ギャル系・タメ口であり、清楚感や上品さには欠ける。
人により、好みの別れる女性である。

いずれにせよ甘かった。
お手当の相場がかようにも高騰しているとは。
物価高騰や円安、インバウンド需要の影響であろうか。
不明を恥じるばかりである。

さらにG嬢
2回目のデートも食事だけにしてほしいと畳みかける。
交際タイプB2ではないのかとの反論を許さない毅然とした態度で

早く帰りたくなった。
しかし、G嬢は、2回目のデートの日程の確定を迫ってくる。
予定が空いているか確認し、LINEをしますと言って、お開きにした。

翌日、G嬢からLINEが来た。
「次回のデートは、食事込みの大人でいかがですか?」と
譲歩案の提示である。
しかし、「お手当は、食事込みなので12をお願いします。」ともある。
G嬢の考えでは、お食事と大人はそれぞれ別にお手当が発生するのである。
両手を出せば、食事から大人まで一括と考えるのは甘かったのである。

会員ページでG嬢の紹介を確認した。
・敬語が苦手でタメ口
・写真のほうが素敵
と紹介されている。
また、交際タイプを複数回変更している。
懸念点が複数あったのである。
結局、オファー時の検討が甘かった話である。