山城屋酒場 | 男の滑走路

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日々の出来事を徒然に・・。

山城屋酒場@砂町にて城東会。

東陽町で待ち合わせてタクシーで北砂一丁目バス停まで向かう。

ここは清洲橋通り、飲み屋があるような場所ではないなぁと思いながら、大雨の中、辺りを見渡していると、目の前に「山城屋酒場」と書かれた大きな看板、暖簾が見えた。

まるでそこだけタイムスリップかのような雰囲気。

それもそのはず創業は明治30年だという。

店に入ると、常連さんと思しき本物の呑兵衛たちがこちらを見る。

「あのぉ、予約している・・・」

「あ、nackyさんのお仲間さんね」

このお店によく来ている大学の後輩nackyさんが予約していてくれたおかげで店の方も笑顔で迎えてくれた。

小上がり(といってもだいぶと高いところにあったけど)に座って、まずはビール。

辺りを見渡すと、芸能人、スポーツ選手のサインが多く飾ってある。アド街っく天国でも南砂町の名物店としてランキングされたくらいだから、取材も多いのだろう。

そして、カウンターの奥には、夥しいほどの品書きがぶら下がっている。

いか塩辛、にこごり、しらすおろし、あげなす、〆さば、いか納豆、あんきも、はんぺん焼き、いわし刺etcを頂いた。

脂の乗った肉厚のいわしの刺身、ふわふわホクホク感がたまらないはんぺん焼き。どれも旨かった。

しかも黒ホッピー何杯も飲んで、一人3000円なんだから、安いよなぁ。

緑と黒のブロックチェックのベストを着た店主がまた味わい深かった。

野毛もそうだけど、こういう風情のあるお店は大好きだ。