かもすぞぉぉ 菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち@上野 国立科学博物館 | 男の滑走路

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かもすぞぉぉ


というわけで、今日は「菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち」@上野 国立科学博物館に行ってきました。







この展覧会の主役は「きのこ」とたくさんの「菌」、そして「もやしもん」。


「もやしもん」とは講談社「イブニング」に連載中の石川雅之氏の漫画で、東京の農業大学に入学した「菌」が見える不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマでして、数年前にアニメにもなっています。ちなみにわたくし、この展覧会を臨むため全6巻買って読みました。


で、この展覧会、実は「もやしもん」とコラボしていて、「もやしもん」展といっても過言ではないくらいアチラコチラに「もやしもん」がたくさんいるのです。オリゼー、クリソゲヌム、セレビシエ、O-157・・・菌たちが、またかわいいんですねぇ。写真撮影OKなので、100枚くらい撮ってしまいました。












































そしてこの展覧会、「もやしもん」のコミックスが古紙100%再生紙や大豆でできたインクを使用しているように、リサイクルを考えて、展示台、柱・壁など、すべての什器がダンボール製でできておりまして、什器のあちこちに石川雅之氏直筆の「もやしもん」の「らくがき」があるのです。目立つところにもあれば、たとえば展示台の下とか、壁の裏とか・・・全く目立たないところにも。本当はコンプリートしたかったんだけど、どうも全然足りなかったようです(悔しいのでコンプリするためもう一度行こうかなと)














































































と、このように落書き探しに没頭していると、展示を鑑賞するのがついつい疎かになりがちですが、500点以上のキノコの標本や、トリュフの匂いとかマツタケの匂いを嗅ぐコーナー(トリュフの匂いはやっぱり高級だったなぁ)、乾いた木耳と湿った木耳を触るコーナー、光るキノコを見るコーナーなんかもあって、これがまた飽きないわけです。























南方熊楠とともにこんな偉人も・・・



いったい、会場に何時間いたんだろう。ショップには会場限定フィギュアやガシャポンなんかもあってグッズ好きにもたまらない展覧会のようです。


芸術の秋、癒されるのも良いですが、醸されたい方は是非!