ドームは、難易度が
半端じゃない!
以前、札幌ドームの経験から
屋根は格子状の骨組みで屋根外観素材に合革の伸縮を利用して、継目のない屋根をイメージして、トライしたのですが2日もすると、合革が、戻ろうとする張力に格子状の骨組みがまけてしまい、歪の問題が発生!
仕方なく、屋根の内側にスチレンボードで補強し、何とか歪を止めましたが、合革のしわが残ってしまった、次回のドームの屋根外観素材は、光沢感のある厚めのハギレを使用してみることに・・・
東京ドームは真上から見るとグランド側は円形ですが、外壁側は円形でなく、丸みのある四角形に近いスタンド形状の上、側面は、ホーム側が高く、センター側が低い、傾斜のある設計・・・
WEB上の写真から推測して作業していくと、何処かに歪が残る問題を何度も微調整しての繰り返し・・
これがドームの難しさと、改めて痛感しました!
そして、創作前からイメージできていた“ガラス張りの大庇”をクリアファイルとネイル用の0.5mmラインテープの材料で湾曲した傾斜面を再現出来、大満足。
仕上りの見栄えを決定した、
屋根と大庇がポイントでした。
今作より土台の周辺処理を展示ケースの噛み合わせと見栄えを考慮して
バージョンアップに成功しました、
・・・
振返えれば、難関の連続でしたが
対策を試行錯誤している時間が
楽しみでもあり、夢中でした
正直な所、ようやく出荷レベルに
到達出来、ホットしてますが、
次にドームを創作する時は、今回の経験を活かし、更にクオリティアップ出来る・・・
東京ドームは、以前から難易度が高いと思っておりましたので、創作スケジュールを後回しにしていたのですが、御依頼頂けたので、素晴らしい作品に出逢う事が出来、お客様に本当に感謝しております。
東京ドーム【NPB 0601】御依頼品














東京ドーム【NPB0602】在庫品