【子どもにどう説明する?】
2020年と2021年の2年間のコロナ死者数は「3人」(厚労省)。
一方で、同じ間の小中高生の自殺者数は「972人」(厚労省)。
もちろん自殺の原因のすべてが過剰な対策というわけではないだろうけど、
2018年と2019年の2年間の自殺者数から「200人以上増えている」ことから、
過剰な対策が原因ではないという事の方がムリがあるように思う。
2021年の不登校者数も過去最高の「240,000」人を超えた。
これも2019年と比べて「60,000人以上増えている」(文科省)。
子どもの数は減り続けているというのに。
不登校の要因の1位は、「気力を無くした」からだという。
ムリもないと思う。
それだけではない。
小学校高学年~中学生の「子どもの10%~20%が中等度のうつ」(国立成育医療研究センター)。
「中等度のうつ」というと、「通院が必要なレベル」らしく、それが1,000,000人にのぼりうるという。
2020年の子どもの幸福度ランキングは、日本はOECD38ヵ国中「ワースト2位」(ユニセフ)。
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イメージやテレビの言っている事、世間の空気だけで物を言う人が多いので数字にしてみました。
これらの数字を冷静に見たら、子どもに課している過剰な対策を、
「子どもを守るため」と言うことにはムリがあると思う。
子どもの意見を聞いてすらいない、大人社会全体が押し付けている対策。
子どもの声に耳を傾けたなら、黙食1つとっても「イヤだ」という子どもが90%以上(毎日新聞)。
昔、「イジメ」で子どもの自殺が増えている事が問題になった。
「イジメ」というと、子どもが子どもにするものというイメージがあるけど、
今の状況は、僕には大人社会全体から子どもに対する「イジメ」に見えてならない。
これは学校現場だけの問題では決してなく、大人社会全体の問題。
今の日本の社会構造や制度を考えたら、将来この子どもたちが私たち上の世代を支える形になる。
いまの扱いを受けている今の子どもたちが、果たして私たち上の世代を支えようと思うだろうか。
このままでは、殺伐とした冷酷で残虐な社会になっていくのは目に見えている。
『沈黙は容認』
「人の心が最もキズつくのは、敵にヒドい事をされた時ではなく、
味方だと思っていた人が、それを黙って見過ごした時」だという。
子どもにはごまかしは聞かない。ジッとあなたの背中を見ている。
変えたいなら、守りたいなら、自分の頭で考えて行動しよう。