前回の記事のとおり、
ひとりで「国宝」を観てきました。
歌舞伎のことは全く知らないし、
ふだんテレビを見ないので俳優さんたちも知っている方ばかりではありませんが、
長時間のストーリーを楽しめました。
ここからは
ネタばれになりますが・・・
主人公が「悪魔と契約」をするシーンがあります。
その言葉自体は、ストーリー上はその場面とラストでしか出てきません。
途中でその「契約」については全く出てきませんが・・・
心のセッションではその「契約」ってすごくカギになるもの。
「〇〇するかわりに□□してください」
「私は〇〇でいいから□□にしてください」
そんなお願いごとを”なにか”に向かってすることって、
今も昔もあるものです。
でもその文言が、ほんとうに【お約束】のように人生を縛ってしまう、
実はそんな場合があるのです。
今の人生で思い当たらなくても、
過去から輪廻転生を越えて今に響いてしまっていることも・・・。
映画の主人公は「ほかには何もいりません」と、
差し出しました。
それからのストーリーが、
本当にその通りの展開になっていました。
映画の主人公の人生は映画の中で終わりますが、
もし、
あの主人公がもし生まれ変わって新たな人生を歩むことになった時、
あの悪魔との契約は引き継がれ、
そんな過去があるとは知らない新たな人生で
「何もいりません」状態にどうしてもなってしまう・・・
色々なものが離れ、奪われ、壊れてしまう・・・
な~んてことに、なるかもしれない。
私は決めた信仰はなく、あまり詳しくないのですが
信仰などで輪廻転生という概念がない場合もあるようです。
でも、実際に心のセッションをしていると
どうも理屈ではこうなるはずがないのに変だぞ、ということには
今の人生だけでない力が作用していると思わされます。
そしてそれが分かると、妙に納得もするのです・・・。
少しずつ、心のセッションの話も書いていきますね。
「Pure Soul Alive」という心のセッションです。
「国宝」は、その映像とストーリーももちろんですが、
その契約の力の強さをリアルに見せつけられた映画でした。
そのしがらみを解放して、
今の自分の人生を、今の自分の意思で歩んでいけるよう、
私自身も「自分」に集中して、
ご縁がある方のお手伝いもできたらいいなと思っています。




