現役、診療放射線技師「ドラゴンZ」の放射能・放射線ブログ!
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福島原発処理水:後編



それでは、お待たせしました!

後編にいきたいと思います!





福島原発処理水問題:後編


国の委員会では、保管継続のため敷地内外でのタンク用地確保に関しても議論され、

敷地外については、廃炉作業は既存の敷地内で進めるのが大前提であることや、


廃炉物持出しや敷地の拡大はリスク存在地点の拡大であり、

かつ規制上の手続きに時間を要するなど課題が多いこと、


敷地内も将来廃炉作業に必要な敷地用地を確保する必要があり、タンク増設余地は限定的であるとされました。


こうした議論の中、東京電力は貯留中の処理水の8割が処分時に適用される告示濃度限度を

超過していると発表しています。


これは、汚染水中のトリチウムを除く核種を除去可能な多核種除去設備の初期トラブルや、

当時タンクに」貯蔵していた高濃度汚染水の影響による敷地境界線量の低減を優先した運用

のためであり、それらを処理水については処分前に告示比総和1未満まで二次処理を行うとしています。



こうした議論の後、今年2月10日に国会の委員会にて、海洋放出や

水蒸気放出の2つを現実的な処分方法とする報告書が示されました。


続きはこちら



 

福島原発処理水:前編


お久しぶりです。


今回は被曝について少し深く考えてみたいと思い記事を書いています!

何故かと言いますと、現在はコロナウイルスの災いで世の中が大変な時期になっておりますが、忘れて欲しくない事があります。
そう、福島原発事故の水処理問題です。




前編


今年3月現在、タンクにて約1000基でおよそ119万㎥貯蓄されており、
約860兆㏃(ベクレル)のトリチウムを含むと推定されており、


先ごろ、この水の処理方法に関する国の委員会の議論が行われました。


水処理処分の必要性は、2点で説明できます。
1つは、リスク低減。もう一つは、貯留タンク用地確保です。

まずは、リスク低減について。


福島第一の廃炉現場では、廃炉の進展自体がリスク低減活動にあたり、
その過程で発生する汚染水や廃棄物などによるリスクを適切な管理により低減していく
必要があるからです。



もう一つの貯留タンク用地確保ですが、
現在も日量約170㎥増え続けている処理水を将来も貯留し続けるには、
新たなタンク用地が必要となり、東京電力は今年末までにタンク容量を
約137㎥まで増強する計画ですが、処分が行われなければ、
2022年夏頃にはこれらも満水になってしまいます。


現在のタンク用地にも今後の廃炉作業に必要な施設への転用すべきものがあり、
このままでは、廃炉の進展に大きな影響を与えかねません。

処理水の保管継続では、保管期間中のトリチウムの減衰が期待できますが、
同時に不慮の事故による敷地外流出のリスクを抱え続けることになります。

このことからも、管理された状態での早期かつ安全な処分が好ましく、
IAEAなど海外の専門家からも繰り返し、その必要性などが指摘されています。



 


 

2014年:日本全国:MRI設置機関:05  【北海道:05】


2014年:日本全国:MRI設置機関:05

2014年4月1日現在

東日本大震災により、一部稼動していない場合もあります。
それでは、今日も調べてみましょう!


【北海道:05】

101:札幌南整形外科病院
102:札幌南青洲会病院
103:札幌宮の沢脳神経外科病院
104:札幌山の上病院
105:札幌緑誠病院
106:JR札幌病院
107:自衛隊札幌病院
108:慈啓会病院
109:士別市立病院
110:市立芦別病院
111:市立小樽病院
112:小樽市立脳・循環器・こころの医療センター
113:市立釧路総合病院
114:釧路赤十字病院
115:市立札幌病院
116:市立根室病院
117:市立函館病院
118:市立三笠総合病院

続きはこちら!




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