プロ野球・ドラフト候補選手動画ブログ -655ページ目

スカウト陣熱視線!近大・中後が毎回12K完投…関西学生

 秋季リーグ戦が開幕し、近大と同大が先勝した。近大は今秋ドラフト上位候補のMAX151キロ左腕・中後悠平(4年)が関大から毎回の12三振を奪い、2失点完投。10球団23人のスカウトの熱視線が注がれるなか、大学通算17勝目を挙げた。同大は今春MVP右腕・平川貴大(4年)とドラフト候補の小林誠司捕手(4年)のバッテリーが京大を1失点に抑え、4季連続Vへ好発進した。このカードの2回戦は20日にわかさスタジアム京都で行われる。
 プロ注目の変則サウスポーが“らしさ”と“成長”を見せた。9回、中後は不運な安打で2点差とされたが、最後の打者を変化球で空振り三振に仕留めた。「修正してきたことが生きた」。2回に打球が右手首を直撃するアクシデントも乗り越え、温和な表情で毎回の12Kを振り返った。

 左横手から右打者の懐に投げ込んで3死球を与えたかと思えば、3ボールから内角直球で見逃し三振に取る。荒れ球の持ち味もそこそこに、ボールをリリースするまでにつくるタメのタイミングを春からのものと変えた中後は「インコースに思い切り投げられるようになったのが収穫」と胸を張った。メリハリをつけた投球に中日・米村スカウトは「抑え方が分かってきた」と評価を上げ、5人体制で視察したオリックス・長村編成部長も「上位は間違いない」とうなずいた。

 横手からに加え、この日も数球は下手から投げたトリッキー左腕。同じ左で「BIG3」の東洋大・藤岡に対して「向こうが上です」と笑ったが「ラストイヤーは悔いが残らないように。優勝するしかない」と言い切った。今は5季ぶりの王座奪回に全力をささげる。
(報知)