TEAM SHACHI(読み:シャチ) のパシフィコ横浜公演に向けて
運営さんが音声をひそかに募集してます。
ライブの大円団的な段階で「Today」という曲をやるですが
サビで何回も「ヘイヘイセイェイ」と歌う部分があります。
初披露した当初はまだコールOKな時代だったので
メンバーと客席みんなで声を合わせて歌っていい感じに一体感をかもし出していたのです。
会場が大きくなるほど、それは感慨深いものになるのでしょうが。
しかし残念ながら最近の感染状況を考慮すると
10/24のパシフィコ横浜でも客席で声を出すことは許されないでしょう。
せめて録音したのでもいいから多くの声を会場に響かせたいものです。
タフ民の端くれである自分もできる限り協力したいものです。
(1)行動開始までが長かった
音声受付の締め切りは9/30。残された時間はあとわずかです。
追い詰められないと動けないちょっと悪いクセのある自分です。
音声を送る前にレギュレーションの確認です。
はちゃめちゃパシフィコの公式サイトを開きます。
はい、読みました。。。
説明を見て思ったんですが、これ正直めんどくさいです。
1、(リズムを合わせるため)ガイド動画の音声をイヤホン等で聞きながら、「アカペラの音声」を録音する
2、.wav .mp 3 .m 4a (面倒ならボイスメモでもOK)のいずれかの形式で、ギガファイル便等のファイル共有サービスにアップロードしてURLをメールで送る
3、ひとり3本まで
自分がライブでコールできるのは周囲の強いタフ民にまぎれることができるからです。前に出ることが苦手なシャイでモブな自分が独唱、しかもアカペラを披露するなんて想像しただけでも赤面ものです。ハードル高すぎです。このミッション、スルーしたいです。
でも、メンバーもライブで音声欲しいって言ってましたし、メンバーからのお願いには「はい」と「イエス サー」の回答しかないのがタフ民です。
覚悟を決めて行動開始です。
(2)なるべくハイクオリティに仕上げたい
簡単にボイスメモにちょちょいと録音してしまえばいいのですが
せっかくの機会です。分不相応にこだわってみたくなりました。
私のこだわりポイントは以下の3点です。かなりわがままです。
1、絶対音感どころか白鍵音感もないので正しい音程がわからないけど、音程は外したくない!
2、録音したのを確認して納得のいくテイクを送りたいけど、自分の声は聞きたくない!本当に「キモい」から
3、録音したことないし録音方法わからないけど、運営の望むファイル形式で送りたい
在宅勤務とかテレワークとかで時間には余裕がありますし、
今は世界中の知識や経験とつながっている便利な時代です。
なんとかなるはずです。準備開始です。
(3)正しい音程を知りたい、耳コピに挑戦
ヘイヘイセイェイの正しいメロディを確認する作業ですが、まずは耳コピに挑戦です。
ピアノアプリをタブレットにダウンロードします。
(↓ios用です。似たようなのがいっぱいあります)
タブレットでピアノが弾ける!とプチ感動しながら適当に弾きます。
ド、ド、レ、ミ
おっと一発目でなんとなくヘイヘイセイェイぽい感じです。
試しに最後の音を半音下にずらしてみます。
ド、ド、レ、♭ミ
全然違いますね。上も試します。ミの半音上はファですから
ド、ド、レ、ファ
違う。やっぱり最初のド、ド、レ、ミ これです。
次は全部1音上を弾いてみます。
レ、レ、ミ、ファ#
うん、ヘイヘイセイェイはこんな感じですね。って、あれれ?
音の高さはつかめてないようです。
(4)正しい音程を知りたい、シャチZEROで確認
ガイド動画はメンバーの声が入ってません。
メンバーの声が入ってるTodayが収録されている音源であるシャチZEROのブルーレイを引っ張り出し、音の高さを確認することにします。
音を拾って音の高低を表示するアプリが必要なのでダウンロードしました。(↓アンドロイドのアプリです。ios版もあるっぽいです。)
スマホをテレビのスピーカー前に置き、
プレイヤーのトレイにディスクを置いて、再生ボタンをポチっとな
視聴するシャチZEROは
昨年クラウドファンディングを使って無観客・無料配信したやつです。
もう1年以上前です。当時は先行きが本当に不透明でして、活動継続してくれと、そこそこ支援した記憶があります。
1曲目はサバイバーサバイバー、良い曲です。
自分、こういうねっとりとした曲が大好物です。
与えられた自由にとまどっている秋本さんはメンバーにも紹介された着目ポイントです。
おっと楽しんでばかりではいけません。
スマホアプリの画面にはたよりないミミズのような線があっち行ったりこっち来たりしてます。
音の高さの表示も、Cとか5とか#(ハッシュタグ?)が目まぐるしく変わります。
そうですよね、色んな音が鳴ってますからね。
で、Cとか5ってなんだ?とググってみると
普段なじみのあるドレミファソラシドはイタリア的な表現で
Cとか5とかはざっくりいうと国際的な表現方法だそうです。へぇ〜
アプリが色々な音を拾ってしまっては不都合なので
主要な音だけ拾うことはできないかと機能を調べます。
幸いにもアプリには拾う音の大きさを調整できるようなので
一番大きな音だけ拾う感じに調整します。
スピーカーからはロケットクイーンが流れています。
おっと、「秘密のデエェート」がくるぞ。聴かなきゃ。
何度聴いてもここのパートはテンション上がります。
楽器がちょいと鳴ってる程度でしたら拾えることが確認できたので
不本意ですが何曲かとばしてライブ終盤へスキップ
本編最後の曲は私のお気に入りであるMAMAです。
これはちゃんと聴かなくては!
配信音源とはまた違うドラムとベースの音圧が気分を持ち上げてくれます。
さて、アンコールラストで今回のお目当てTodayです。
ヘイヘイセイェイは繰り返し繰り返し発せられるので
サンプル採取は比較的簡単です。
ヘイ、ヘイ、セイの音はすぐ表示が消えるのでイェイの音に着目です。
「ヘイ♪ヘイ♪、セイ♪イェイ♩」
画面は最後C5と表示されました。うまく取れた!?
別の箇所でもイェイでC5と表示されます。確定!
ヘイG4#、ヘイG4#、セイA5#、イェイC5
ドレミでしたら ソ#、ソ#、ラ#、ドです。
(4)正しい音程を知りたい、最初からガイド動画で…
念のためガイド動画(大黒さんver.)を再生して電子音鳴ってる音と
ピアノアプリでヘイヘイセイェイを弾いてみたのを比較します。
心配性なので半音上と下も弾いて、間違ってないか確認します。
うん、たぶん大丈夫です。
確認作業して感じたのですが、半音違うだけで全然違う音になるんですね。自分で演奏した場合限定ですが。発見です。
ここでもうひとつ発見です。
ガイド動画は音をはっきりさせるためにわざわざ電子音にしてたんですね
スタッフさん、配慮に気づかず申し訳ないです。
(5)音程どうしよう、ハモれたらかっこいい
どの音程でヘイヘイセイェイするかですが
メンバーとうまくハモれてるのができたららカッコいいんじゃないかと思い、ハモリってなんたるかを情報収集です。
ちょうど柚姫の部屋の浅野くん回でハモについて話していたので視聴します。
↑柚姫の部屋 第17回 浅野くんゲスト回、ハモについては2時間あるので50分過ぎから
はい、柚姫の部屋第17回、全部視聴しました。
当時は信長の野望にメンバー4人とも出演してました。懐かしいです。
私は(足利)義昭と(本願寺)顕如のかけあいが好きでした。顕如はんの五体投地はそれはそれは見事な身のこなしでした。大黒さんの演技はジアスターゼ多めでいい薬味になりそうでした。
で、ハモですが、主旋律の3度上か下が定番なんだそうです。
3度とはなんだ?となりますが、2音(ドの2音上はミ)なんだそうです。
なるほど。これで知識は完璧です。
(6)正しい音程を確認したいけど、自分の声は聞きたくない
おっさんの歌声は世間的には騒音以外なにものでもないので
近隣住民の迷惑とならないよう窓をしっかり閉め
なるべく人のいない時間帯の平日昼間にテレワークしてるふりして練習開始です。
浅野くんのご指導に従い、メンバーの3度下でバシッと決めたいです。
片手に音の高さを測定するスマホを持ち
タブレットからガイド動画の音をイヤホンから流します。
まずは普通に発声してみます。
最後のイェイの高さが A4
メンバーの声はC5でしたから、1オクターブ下のさらに下の音が出てます。あれれマジか!?
メンバーとこんなにかけ離れてたかと、ちょっぴりショックを受けます。
次はがんばってもう少し高い音を出します。
A4#、半音上がりました。
もうちょっとがんばってもっと高い音を目指して声を出します。
ようやく最後のイェイでC4が出ました。苦しいです。
これでようやくメンバーの音の1オクターブ下です。
裏声も試してみましたが全然ダメです。
そもそもおっさんの裏声なんてキモすぎなので却下です。
(7)思った高さが発声できない、どうしよう
まずいです。これは早々に現実を受け入れて、大幅に計画を変更する必要があります。
自分が出せる音はC4が限界、つまりメンバーの1オクターブ下。
下はどうか?E2あたりまで出ます。
それなりにバリエーションはつくれそうです。
再びピアノアプリに戻って
どんな音階ならメンバーの音といい感じになるか試行してみます。
まずはメンバーの主旋律と1オクターブ下を同時に弾きます。
うまく弾けるまで練習しました。
1オクターブ下、悪くないです。
さらに1音下も試してみます。
1オクターブと1音下は、う〜んなんか微妙です。
さらに続けます。1オクターブと2音下、まずまずかな。
2オクターブ下は離れすぎなのか素人の耳にもバラバラな感じがします。
まずはメンバーの1オクターブ下を歌うことにしました。
(8)やっと1本目の録音
タブレットでガイド(大黒ver.)を再生し、
スマホのアプリで音程を確認しながら練習再開です。
10回くらい練習し、ようやくメンバーの1オクターブ下が安定的に発声できるようになりましたが、ささやくような声だとせっかくのライブのテンション下げてしまうじゃないか?と気づきました。
それなりに声を張ってみますが、
発声に余裕がなくなったので途端に音が外れてしまいます。
自分の歌の下手さを科学という現実で突きつけられてます。
心折れそうです。
再び練習を繰り返してようやく声を張っても音を外さなくなってきました。
すかさず職場から拝借したボイスレコーダーで録音です。
緊張したのか本番に弱いのか、
1テイク目は音程外しました。
2テイク目は声が裏返ってしまいました。
3テイク目で普通に録音できました。
ようやく1本目終了です。
(9)大黒さんとの絶対的な格差
レギュレーションでは3つまで送っていいとのこと
すなわち、たくさんの声を重ねてぶ厚い音を作りたいから
たくさん送って欲しいのだと解釈し、次は別バージョンに挑戦です。
次は、メンバーの音から1オクターブと2音下
1本目の2音下でいこうと決めて練習開始しますが、
ソ#、ソ#、ラ#、ドの2音下ですから、ミ、ミ、ソ#、ラ# です。
が、最初のミの音が取れません。外しまくりです。
一度聞いただけで音を外さず歌える大黒さんは雲の上の人!と実感しながら、無才な自分はドレミファソラシドと発声してようやくミの音の出し方をつかみます。
ミー、ミー、ミーと何度も発声練習してから言葉をヘイにしてみます。
音が外れます。。凹みます。
でもがんばって高さを調整します。
10回くらいやってみてようやくミの音でヘイが言えるようになりました。
今度はヘイヘイセイェイと歌ってみます。
イエイはラ#で発声したいのですが、どうしてもドの音になってしまいます。
。。。。こころが折れてしまいました。
音程を変えるのはここであきらめました。
(10)音楽的な引き出しがない
方針転換して、声色を変えることにします。
パッと思い浮かんだのは、甘い歌声が魅力的なイケメン福山雅治さん。
なんとなくのイメージで福山っぽく歌ってみます。
声色変えるだけなので練習もそこそこに音が取れます。
2本目、できました。
もう1パターン、どうしましょう?
お手本となる男性アーティストが全く思い浮かびません。
何人か記憶を起こしますが、ヘイヘイセイェイを歌ってる男性の姿が、声が想像できません。
普段から男声を全く聞いておらず、いや聞いてないわけじゃないのですが、脳みそに届いてない事実をここで認識しました。
自分にできるバリエーションは2種類しかないのか?と
またしても音楽的に底辺な自分の位置付けを受け止めたのでした。
(11)公式さんに素直に従えばよかった
悩んだら基本に帰れ、ということで公式の説明書に戻ります。
注意事項に「かっこよく」とか「やさしく」とか「ハモって」とか
バリエーションの出し方を例示してくれてます。
公式さん、かゆいところに手が届いてます。ありがとうございます。
例示された3つ、かっこよくとやさしくはすでに福山ver.で使ってしまっており、ハモってなんて高等技術は持ち合わせてません。なので、
ここは無理して「元気よく」を方針に定めます。
元気よく歌ったら自分は確実に音を外すことが分かりきっているので、練習を始めます。見事に外れまくります。
普段自分こんなに不安定な声でコールしてたのかと
今まで周囲にいたみなさん、大変申し訳ないです。改めて謝罪します。
と、声をださずに心の中で謝罪をしました。
練習ばかりしてもらちあかないので、
たくさん録って妥協できるテイクを採用する方向に転進です。
要は疲れてきたってことです。
幸いにも3テイク目で大きなミスのない声が録れたので
長かったレコーディング作業は終了です。
(12)データ送付は慣れた作業
ボイスレコーダーのデータをパソコンに移し、
ギガファイル便にファイルを3つアップロードし
URLをメールに添付し、所定のアドレスに送る作業は、
普段の仕事でもやってることなので
ここまでの録音のもたもたがウソのようにさくさくと進みます。
ファイル形式はボイスレコーダーがmp 3でしか対応してないので、仕方なくそのまま。公式さん、お手数おかけします。
やりきりました。自分なりに。
たった30秒の音声を3ファイル作って送るだけなのに
丸一日働きづめだったくらいの気分です。疲れました。
原因は明らかです。自分の音楽的能力をはるかに超える成果を目指してしまったからです。
(13)本当はもっと簡単にできたんじゃないか
この文章を作るため、工程を最初から復習してたら
音程モニターのアプリには録音機能が付いているようです。
しかも公式さんが欲しがってるwav形式で録音できます。
転送機能もあるので、メール転送でパソコンに送れるもよし、普段使っているフォルダに保存するのもよしです。
音程はわざわざシャチZEROを視聴しなくても
メンバーごとに用意されている公式ガイドで十分こと足ります。
自分はずいぶんとまわり道をしてしまったのですが
結局次のとおりでよかったと思われます。
音声録音用とガイド再生用のスマホ等を2つ用意
音程が気になるけど自信がないなら音程アプリをダウンロード
声を出していい環境に身を置く(これは難しい)
自分のカラを破って3パターン録音
ギガファイル便等にアップロードしてURLをメールで送付
(メールにファイル添付は公式さんのセキュリティ関係に問題が出そうなのでやめた方がいいと思われます。)
(14)最後に
さんざんまわり道をしましたが
新しい知識に出会えたり、今まで気が付かなかった自分の真実を知れたりして、恥ずかしくも楽しく有意義な時間でした。
他の声と混ざってるとはいえ、自分の声がスピーカーから流れるなんて恥ずかしい限りですが
普段よりガッツリとライブに参加できるいい機会です。
タフ民みんなで、いやタフ民でなくても、音声を送ってほしいです。
ムチャな事させてくる運営さんに処理しきれないくらい量の音声を送り付けて後悔させてみるの、ありだと思いませんか。
(要するに自分の声をみなさんの声でできるだけ薄めてほしいのです)
こんな駄文に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
