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「あぁ~、そうゆうかたっ苦しいのは苦手なんだよう、止めておくれ! さっ、オマエさん達も大変だろうけどよ、気晴らしにちょっと一杯付き合っておくれよ?」  青竜は嫌そうに手を振り、こたつの上を差すと、いつの間にか湯豆腐と熱燗が三人前揃って湯気を立てていた。 「うわああっ!!」  毎度律儀に驚いた山下に笑いながら手招きする青竜。 「山下先ぱーい! 青竜様の元に行かれるんでしたら、これもお願いします!! あ、良かった、まだ居た……青竜様!?」  相川が叫びながら会議室に駆け込んで来た。 「おぅ、嬢ちゃん、少しは慣れたかい? こないだはすまなかったね、まぁ、こっち来て座んなよぅ」  青竜が言うと、冷たいジュースと一緒にもう一人前湯豆腐が追加された。 「いえそんな、もういいんです。それで、これお返ししそびれてまして」  先日青竜にかけてもらったふかふかの毛布を差し出した。  クリーニング店のビニールに入っていたので、返って来るのを待っていたのだろう。 「あぁ、そんなっ、それこそいいのによぅ。人ってやつぁこーんな律儀なもんだったかいね? 良かったらやるよぅ!? 持っときな!」  青竜は豪快に笑った。 「え? え!? いいんですかっ!?」  密かに本当の雲の様な極上のふかふかさの毛布を気に入っていた相川は、嬉しそうに毛布を抱きしめた。 「さあさ、そんなの放っといて、こっち来て座んなよ!」  それを見た青竜は満足そうに相川を呼んだ。  ハナからお詫びにあげるつもりだったのかもしれない。 「そうだ、他の子達はどうしてるんでぃ? 暇してんならよ、呼んで来てくれるかい? 験直(げんなお)しにいっちょパ~ッとやろうじゃぁねぇかい!? ん? どうでぃ!?」 「ありがとうございます、皆喜びます! 今は宿直室で待機させていますんで、呼んで来ますから」 「あっ山下先輩、私呼んで来ます!」  ご機嫌の青竜からのお誘いを早速知らせに行こうとした山下を止めて、新米の相川が急いで宿直室に走って行った。 三本木のブログ ...