長いこと人の命が終わっていく職場で働いていたので、悲しいこともたくさんありましたけど、クレームも凄く多くて、治らない事実を受け入れられず私達医療者にぶつける持って行き場のない感情を、ただひたすら黙って受け止める日々。
人殺し呼ばわりされて心身ともにクタクタになって帰ってきた夜勤明けの日、中スポ一面を飾る荒木さんに励まされて涙が止まらなくなったこともあったなぁ。
荒木さんの一生懸命な姿や笑顔に、たくさんの元気をもらいました。
数々の神走塁、そしてアライバの守備、思い出すだけで涙が出ます。

今も尚「まだ動けるのに…」と荒木さんの引退を受け入れきれない自分もいますが、最後の日くらいは現地で声援を送りたかった。
感謝の思いを現地で届けたかった。





荒木さんが打席に立つたび泣いてる私に「早すぎなんだけど」と息子や友達からイチイチ指摘が…

あのまま1点差を守り切って岩瀬さんにバトンタッチしてくれたら最高でしたが…
佐藤投手の背中からは哀愁が漂っていて、これを糧に頑張って!とひっそり声援を送っていました。


アッキーの登板、岩瀬さんと福留の対決そして三振、失敗はしたものの荒木さんの盗塁、そしてマルチ安打、この日の試合の事は一生忘れません。







森監督のスピーチも、荒木さんや岩瀬さんのスピーチもとても感動的で、私だけでなく周りのドラゴンズファンの涙腺は崩壊状態。

彼らのプレーを観れなくなるのは本当に悲しくて淋しくて、一つの時代が終わってしまった事が辛くもありますが、今まで本当にたくさんの感動を味わわせてくれて、ただただ感謝しかありません。
父を失った時も、仕事が辛い時も、いつでもドラゴンズが元気をくれました。




ありがとう。

本当にありがとう。



荒木さん、岩瀬さん…
心から、お疲れ様でした。