こんにちは❗️
今日もお読みくださり、ありがとうございます😊
4月は進学や進級のシーズン。
皆様、お子さんの新しい門出を、色々な思いで過ごされていらっしゃると思います。
そんな思いの中で、お子さんの歯並びについてご心配をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?子供の事は、自分のこと以上に気がかりですよね。
今日は、周りのママさんからも特にご相談を頂くことが多い、『反対咬合』について書きたいと思います。
反対咬合とは俗に言う、『受け口』という状態です。
本来、上の歯が前に出るはずの噛み合わせが、下が前に出ている状態。
『反対咬合』を早くから(1歳代)心配され、治療を希望される方が非常に多いのですが、
そもそも、反対咬合を放っておくと何が問題なのでしょうか?
【反対咬合の問題点】
1、食事がしにくい(うまく噛みきれない)
2、発音がしにくい(特に幼児期は言葉を習得する時期で、今後の発音に問題を残す場合がある)
3、外見的な問題(幼児期は親御さんが気にするケースが主)
4、口呼吸になることがある(重度のケースで口が閉じれない場合)
→口が乾き虫歯や歯周病、口臭の原因に。鼻呼吸に比べ、思考力が低下するケースもあるとのこと。アレルギーの一因だとする説も。
5、噛み合わせのズレからくる骨格のゆがみ
この様なことが考えられるため、直した方がいい、というのが理由です。
では、どの様な治療があるのでしょうか?
これはドクター間でも意見が分かれる場合があるのですが、、、
1、永久歯が生えて来るのを待って、ワイヤー矯正
2、乳歯の段階で、ムーシールド
この2つが主流です。
実は 私の娘も反対咬合(主人の遺伝)で、自分が歯科医ではあるものの、母として治療法に悩みました。
結果、『ムーシールド』を選択し、自分で娘の治療をスタートしました。
ムーシールドというのは、夜間だけはめる矯正用のマウスピースです。

【ムーシールドの目的】
反対咬合の原因は、
実は舌が下の前歯を無意識のうちに押す力で、下前歯が前に出ていると考えられており(特に幼児期)、ムーシールドは舌で下前歯を押さない様にする装置です。
装着時、装置真ん中のくぼみに、舌を👅しまいます。
以下、歯並びの変化です。
3歳10ヶ月の時にムーシールドを開始しました。
【3歳2ヶ月時 】完全な反対咬合です

【4歳1ヶ月時 】切端咬合(前歯の先端同士が当たる状態)になりました

【5歳0ヶ月時】 正常(一般)咬合になりました

正確には、4歳4ヶ月くらいで噛み合わせが正常になりましたが、トータル約1年は使用し、様子をみました。
早い子で4ヶ月くらい、遅くとも10ヶ月くらいで成果が出るケースが多いように感じます。
いかがでしょうか?
本当にこんなに短期間で治るの⁉️と驚かれたと思います。
実は、うちの娘は犬歯も反対咬合で、その場合成功率が下がるので、ダメ元でトライしました。
それでも、一定の成果は上がったので、やはりやってみないとわからない、というのが治療の面白くもあり、難しいところです。
しかし、ムーシールド終了後も、油断はできません。
永久歯が生えたり、成長期に背が伸びて顎の骨が成長することで、再び反対咬合になるケースもあるので、臨機応変な対応が必要となります。
それでも、ムーシールドのみで歯並びが治るケースが全体の約半数、再度反対咬合になっても矯正治療が軽く済むケースが多いとのことで、早期治療にご興味のある方は挑戦する価値はあると考えています。
最初の適齢が3歳〜6歳(永久歯が生える前)まで、実際には4歳近くにならないと難しいことを考えると、治療に有効な期間が短いので、早めのご相談がオススメです。
実際には、永久歯が生えた後にもできますが、成功率が下がったり期間が長くなる傾向にある様です。
寝る時にこの装置を口に入れるので、結構嫌がる子も多いですが、練習して慣れれば使える様になりますよ😃
特に女の子は、最近のプリンセスブームで『可愛さ💕』目覚める時期でもあるので、我が家は一緒に鏡を見ながら、美をモチベーションに頑張りました🎵笑
何かのご参考になれば、嬉しいです😊
それでは今週も、素敵な1週間をお過ごし下さい❗️
今日もお読みくださり、ありがとうございます😊
4月は進学や進級のシーズン。
皆様、お子さんの新しい門出を、色々な思いで過ごされていらっしゃると思います。
そんな思いの中で、お子さんの歯並びについてご心配をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?子供の事は、自分のこと以上に気がかりですよね。
今日は、周りのママさんからも特にご相談を頂くことが多い、『反対咬合』について書きたいと思います。
反対咬合とは俗に言う、『受け口』という状態です。
本来、上の歯が前に出るはずの噛み合わせが、下が前に出ている状態。
『反対咬合』を早くから(1歳代)心配され、治療を希望される方が非常に多いのですが、
そもそも、反対咬合を放っておくと何が問題なのでしょうか?
【反対咬合の問題点】
1、食事がしにくい(うまく噛みきれない)
2、発音がしにくい(特に幼児期は言葉を習得する時期で、今後の発音に問題を残す場合がある)
3、外見的な問題(幼児期は親御さんが気にするケースが主)
4、口呼吸になることがある(重度のケースで口が閉じれない場合)
→口が乾き虫歯や歯周病、口臭の原因に。鼻呼吸に比べ、思考力が低下するケースもあるとのこと。アレルギーの一因だとする説も。
5、噛み合わせのズレからくる骨格のゆがみ
この様なことが考えられるため、直した方がいい、というのが理由です。
では、どの様な治療があるのでしょうか?
これはドクター間でも意見が分かれる場合があるのですが、、、
1、永久歯が生えて来るのを待って、ワイヤー矯正
2、乳歯の段階で、ムーシールド
この2つが主流です。
実は 私の娘も反対咬合(主人の遺伝)で、自分が歯科医ではあるものの、母として治療法に悩みました。
結果、『ムーシールド』を選択し、自分で娘の治療をスタートしました。
ムーシールドというのは、夜間だけはめる矯正用のマウスピースです。

【ムーシールドの目的】
反対咬合の原因は、
実は舌が下の前歯を無意識のうちに押す力で、下前歯が前に出ていると考えられており(特に幼児期)、ムーシールドは舌で下前歯を押さない様にする装置です。
装着時、装置真ん中のくぼみに、舌を👅しまいます。
以下、歯並びの変化です。
3歳10ヶ月の時にムーシールドを開始しました。
【3歳2ヶ月時 】完全な反対咬合です

【4歳1ヶ月時 】切端咬合(前歯の先端同士が当たる状態)になりました

【5歳0ヶ月時】 正常(一般)咬合になりました

正確には、4歳4ヶ月くらいで噛み合わせが正常になりましたが、トータル約1年は使用し、様子をみました。
早い子で4ヶ月くらい、遅くとも10ヶ月くらいで成果が出るケースが多いように感じます。
いかがでしょうか?
本当にこんなに短期間で治るの⁉️と驚かれたと思います。
実は、うちの娘は犬歯も反対咬合で、その場合成功率が下がるので、ダメ元でトライしました。
それでも、一定の成果は上がったので、やはりやってみないとわからない、というのが治療の面白くもあり、難しいところです。
しかし、ムーシールド終了後も、油断はできません。
永久歯が生えたり、成長期に背が伸びて顎の骨が成長することで、再び反対咬合になるケースもあるので、臨機応変な対応が必要となります。
それでも、ムーシールドのみで歯並びが治るケースが全体の約半数、再度反対咬合になっても矯正治療が軽く済むケースが多いとのことで、早期治療にご興味のある方は挑戦する価値はあると考えています。
最初の適齢が3歳〜6歳(永久歯が生える前)まで、実際には4歳近くにならないと難しいことを考えると、治療に有効な期間が短いので、早めのご相談がオススメです。
実際には、永久歯が生えた後にもできますが、成功率が下がったり期間が長くなる傾向にある様です。
寝る時にこの装置を口に入れるので、結構嫌がる子も多いですが、練習して慣れれば使える様になりますよ😃
特に女の子は、最近のプリンセスブームで『可愛さ💕』目覚める時期でもあるので、我が家は一緒に鏡を見ながら、美をモチベーションに頑張りました🎵笑
何かのご参考になれば、嬉しいです😊
それでは今週も、素敵な1週間をお過ごし下さい❗️