ハピネスマネジメント
理事長の小説家としての処女作読みました
主人公秀樹の大学時代から出版社立ち上げまでの人生を描いており
僕とほぼ同世代で家庭環境、仕事環境、が似ているところもあり、自分と重ねて読んでみました。
秀樹は様々なトラブルの中、一貫して前向きな人間で、仕事もでき、とても魅力のある人なんだと思います。
ただ、彼のやってきたこと、考え方は極端すぎて、周りの人はついていけてない、最終的には人が離れていくように思えました。
秀樹が上司や先輩から素直に道を正されるシーンがいくつか出てきましたが、日々接している部下や専業主婦の妻、には上から目線の考え方が多く、あまり良い気持ちはしませんでした。秀樹には相手の立場に立つ優しさ、器量が足りないと思います。僕は、立場や地位によるランクづけに意味はないと考えています。理想は誰からも学び、学ばせられる人です。
僕も今後、秀樹のように独立しますが、読者・著者・出版社にとって良いと願って、MVP出版(ミッション、ビジョン、パッションを持ち続ける)と名付けた思いについては、強く共感できました。まさに僕が、仕事をやる意味や価値を感じているのはこの部分で、社会の役に立つという大義につながるのだ、と思います。
色々と考えさせられる小説でした。第二弾を期待しています(笑)
10か条
自分のポリシー10か条です
書くことで、改めて自分を律することになります
スタッフルームのロッカーに貼って、常に目に入るように、と理事長の青山先生より指導を受けています
1 常に患者様目線
2 熱意なき仕事をしない
3 仲間たちに敬意を持つ
4 外部の方に敬意を持つ
5 努力できるのも才能
6 欠点を認める
7 情けは人の為ならず 利他から利己
8 無意識に生きない
9 変化を恐れない
10 辛いことから逃げない いずれ血肉になる
書くことで、改めて自分を律することになります
スタッフルームのロッカーに貼って、常に目に入るように、と理事長の青山先生より指導を受けています
1 常に患者様目線
2 熱意なき仕事をしない
3 仲間たちに敬意を持つ
4 外部の方に敬意を持つ
5 努力できるのも才能
6 欠点を認める
7 情けは人の為ならず 利他から利己
8 無意識に生きない
9 変化を恐れない
10 辛いことから逃げない いずれ血肉になる
こんなのどうやって治すの⁉︎
日々マジメに診療していると、どうすれば良いのかわからない、いわゆる「難症例」というものに出くわすことがあります。
下のレントゲンは、その一つ。
親知らずが斜めにはえていて、手前の歯に、
大きな虫歯と、進行した歯周病(歯を支える骨が溶ける病気)
を作ってしまっています。
放置すると、どちらもさらに進行します。症状が出て来る頃には、
「どうしようもないから、親知らずとその手前の二本抜歯」
となります。
このようにして、失われている歯はかなり多いのではないかと考えられます。
お話ししたところ、患者様はしっかり治療することを望まれました。
単純な状態ではないので、小矯正や小外科など複数の治療を合わせて行ったため、時間は多少かかりましたが、歯周病は完璧に治癒して、虫歯も完全に除去できました。
残念ながら神経を温存してはここまで達成できない状態でしたので、神経は取らせていただきましたが、抜歯になるよりはずっといいかと思います。
最終かぶせもの直前の状態です。
小矯正とは、その名の通り、歯を少し動かすこと、ですが
ほんの数ミリ動かすだけで、大きく環境が変わり、歯にとって大きなプラスになることがあります。
今回の治療の成功の要因は、小矯正をきっちりやれた、ということに尽きると思います。
僕自身は、矯正治療をやることはあまりないのですが、医院にはかなり豊富な症例数があり、歯を動かすことに慣れたスタッフが大勢います。
小矯正をやるにあたっては、アドバイスをもらったりもできるので、いつも不安なく取り組めます。
こういう環境はなかなかないので、かなり勉強して、日々診療を変えていけるバイタリティのある先生を除くと、一般にはなかなか浸透しない治療法かもしれませんね。だから、放置されることが多いのかな、と思います。症状がなければ、患者様は問題と感じることは少ないですから…。
日々刺激をもらいながら、良い診療を心がける毎日です。