2019.5.4
突然の大雨、雹、雷のため、総距離181.13km、獲得標高4142mで伊豆一を諦めDNF、ゴール地点に待機していた妻にピックアップを頼んだところから、話を再開。
実はこの時点では伊豆一を諦めてはいなかった。雨が弱まれば再び走り出し、妻が追いついた段階で雨でずぶ濡れになったジャージを着替え、暗くなったら(昨日走った印象だと、伊豆半島の北海岸は真っ暗になりそうな気がしたから)妻の自転車のライトを借りて最大限の光量で走ろうと思っていた。早い話が妻にサポートカーをして貰おうと思っていたのだ。
公衆トイレに篭り、雨が止むのを待つ間にLINEで仲間に連絡。
乾さん同様、順調に走っていれば返事は来ないだろうなぁと思いつつ、「無事?」と呟いてみた。
すると、
なんと、りょう君今日2回目のパンク。修理して再スタート出来るのか?
何とか雨宿りは出来ているようだが、自走不可とのこと。
これはヤバイなぁと思い、どうやって皆で無事帰れるかを考え始める。
車はトランクルームと後部座席を潰して自転車を搬送しているので、人は運転手もいれて2人しか乗れない。このため、まず収納力のある車の持ち主を優先させてピックアップしようとしたのだが・・・。
パンダさんとイケさんは、この雨の中走り続けているとのこと。
さすが強者、程なくしてこの悪天候で完走の知らせ。心配して損した。
その後は妻の迎えを待っている間に寝てしまい・・・(昨日3時間、一昨日2時間しか寝ていなかった)、低体温で震えが止まらなくなって、再スタートする気持ちは失せた。むしろこの好条件で避難している僕でさえこの寒さ、りょう君が心配に・・・。
妻と合流し、急いでりょう君の待つ大瀬崎に。予想通り、りょう君も低体温で震えていた。
無理やり自転車とりょう君を後部座席に乗せ、暖房ガンガンに付けて無事帰路に着いた。
最後は皆で、『丸天』さんで夕食。
ここでは当然『海鮮かき揚げ丼』。食べ始めはとても美味しかったが、後半は天ぷらの衣でお腹が膨れてきたのと、味に飽きてきたので、辛かった。ここでもDNF。
スタート6名で1名は予定通りの離脱であるものの、完走2名。終わってみれば皆無事で良い思い出だが、何ともサバイバルな伊豆一ライドだった。
以前から分かっていたことだが、脚が終わってからの出力低下が今後の課題だなぁ。また、鍛え直して挑戦したい。
あと僕とりょう君をレスキューしてくれた妻に感謝です。