さぁ、始まりました!

朝、まず神経内科の研修についての説明がありました。その時ちょっとひと悶着ありまして・・・。

説明中に脳外科の臨床研修センター長がやってきて、
研修をもっと身のあるものにするために、脳外科でもってる脳出血やくも膜下出血の患者ももってもらうし、手術にもはいってもらうことにします。

と。 ありがたいけれども、ちょっと焦る僕。

それを聞いた神経内科の医長さんは面食らったようで
急にそんなこと言われても・・・。前回研修内容についての話し合いをした時には一言もなかった。

確かにこういう方針でやろうと決めていたところ、いきなり思いつきで言われても困るでしょう。それよりも、礼儀というか言い方が悪かった。医長さんも、センター長が一言、急で申し訳ないけれども、こうした方がいいと思うんですよね。という言い方で切り出していれば、そうですねと平和に決まったところ。

じゃあ神経内科さんで脳出血やくも膜下出血診てくれるんですね?それならいいですよ

いや、そういうことを言っているんじゃなくて、今まで話し合いしてきたのに何も言わず、急にそんなことを言われても
(こっちもむっとするし、一言詫びてもいいんじゃないの!?)

と、目の前でやりあわれても・・・。どちらも僕のためを思ってやってくださっているので何も言えませんし、どちらも言い分はあるでしょうが、センター長も一言ちょっと言えば丸く収まるのに・・・、医長もそれくらいで怒らないでよ・・・。
朝から面食らいました。

研修医は毎朝採血しなきゃいけないそうです。ついに来ました!人に針を刺すんですから、しかも初心者ですから、標的となった患者さんには申し訳ないですが、上達するには数こなすしかありません。ここは開き直るしかないのですが、なかなかそうもいきません。とりあえず明日の朝からです。今日はイメージトレーニングをしながら眠りにつこう。
寄席が好きです。漫才やコントも面白いですが、もっとレベルの高い笑いな気がする。。なんだろう、最近はノリとか勢いとか動きとかで笑いをとるテレビ番組が多いですが、落語というのは人をクスリとさせるツボをおさえてるんじゃないかな。もちろん面白いテレビもあります。仁志松本のすべらない話は、現代版落語に近い存在のような気がします。
落語、とくに古典落語はいろいろと聞いているとネタがかぶることがあります。しかし、噺家が違えば、いや違くなくても再び笑えるのは漫才と違うところでしょう。あのすべらない話もそうじゃないかな。

今日も寄席に行ってきました。僕の家の近くには毎月一回100円で聞ける寄席があるので、暇があれば必ず行きます。回りは老人ばかりで同じ世代はほとんどみかけませんが、決して若者にウケないことはないと思います。以前、タイガー&ドラゴンというドラマで落語が一時期ブームになったようで、若者も多くきたそうですが、やはり老人が多い。。なんでみんな来ないんだろう、もったいないと思うのですが、実は僕がふけてるだけなのか!?

お薦め、というか、実はなんちゃって落語マニアなので、ちゃんと聞いたことのある有名な噺家さんは一人しかいないんですけど、春風亭正朝さんです。やはり、とりを務めるだけあって、異次元の面白さです。他の前座さんとかも面白いんですけど、正朝さんの落語は何かひきこまれるものがあります。落語っていうのは一人で二役三役とこなすのですが、彼の落語にはその切り替えにうまさがあります。顔の向きや声色で人物をそれぞれかえるのですが、その登場人物にどこまでなりきれるか、そして、なりきったそれぞれの人格を早着替えするようにパッパッと変えられるか。職人芸ですね。他の前座さんとかは、声などでキャラが変わるのはわかるし、話も通じるのですが、登場人物をリアルに想像できないところがあります。一方彼の落語は、会ったこともない、聞いたこともない架空の人物でも、なぜか聞いているとすごくそれぞれのキャラクターの人間味を感じることがあります。

また、落語にはあとをひく面白さがあります。テレビのように消したらすぐに消えてしまう笑いとはすこしちがいますね。これからは他にもいろんな人の落語を聞いてみようと思ってます。

http://shocho.net/index.html
今日のオリエンテーションの予定は一日病院内を案内されるのみ。あと質問あったら答える。だったそうで・・・。
質問っていってもあんだけ説明うけてなおなんて皆思いつかないし、病院なんて一周するのにせいぜい一時間半。なので昨日と同じ会議室で研修医5人ヒマしてました。

じゃあ必要書類とか書いて、しばしご歓談ください

なんて事務の人は言い残して去っていきましたが、正直昨日もさんざんそんな時間あったので、書類なんてとりあえず書くことは何もありません。ハンコを忘れた巨塔君が二、三枚にハンコをおして終了。ぎこちない会話と空気がながれました。お互い仲良くやっていこうとはしてるのですが、やはり出会って間もないですから、下手は踏めないと皆慎重なので、無難な会話しかありません。ひとつ新しい発見は、天子君に生後三か月の息子さんがいたことです。奥さんは国家公務員だそうで、まさにエリート夫婦。息子の人生もなんとなくレールがみえます。若干頼りになる父親には見えないですが、財布は頼りになるでしょうね 笑 明日研修医のみなで飲み会をする予定なので、そのへんでいろいろと仲が深まると思うので楽しみです。あ、そうそう、歓談中に、というか歓談が始まる前に、そそくさとブルガリ君は昼まで家帰るわと去っていきました。僕の読みは彼だけはあってると思う。そして他の三人も同じ読みをしていると思う。

それにしても、昨日、というか実は去年病院見学にきたときからうすうすと気づいてたのですが、、、この病院での研修生活は、「ブラックジャックによろしく」とはかけ離れて、ラクな気がします。いいのでしょうか。そう思いつつもそこに多少の魅力を感じたからここへきたわけですが。どんな医師になるか、著しい成長期はやはらい卒業後3~5年くらいの間だとよく言われます。だからそれまでは苦労は買ってでもすべきだと思ってます。ただ強制よりは自主的にできたほうがいいと思って、あえてラクそうな所を選んだわけです。しかし、他の病院の研修生活が一体どれほどのものか知らないですが、二年間、このぬるま湯につかってしまったら、明らかに出遅れてしまう気がしてなりません。だから、どんどんと自分からすすんでいろいろと学ぼうと思ってます。

決してラクばかりしないように!他の病院で研修している同期はきっと自分よりハードなはず。これを肝に銘じておこう!

そう思ったらいてもたってもいられず、とりあえず来週から二か月お世話になる神経内科の指導医に挨拶に行ってきました。すごくいい人そうな先生で、早くもぬるま湯のオーラを感じてしまいました。

先生、なんか来週までに準備しておく、というかなんか勉強しといたらいいことありますかねぇ

こんな質問して、はたして僕はやる気があるのかないのか、はたまた出来ない奴なのか、どう思われてしまったのでしょうか。とりあえず自分としては、何もできなさそうという不安と、国家試験が終わって一ヶ月半何も勉強してないのでわずかな知識さえもなくなっているのではという焦りと、カラ回ったやる気のためにこんな困った質問をしてしまったのです。

はっはっは、大丈夫でしょう

と先生は笑ってました。ぬるま湯なのかなぁ。幸運にも同じ時期に研修二年目の先生がいらっしゃるようで、困った時は何かと聞けるのでそれだけは安心してます。はたして来週からどうなるでしょうか・・・。