今日も、とある大手企業での検診のお仕事でしたがニコニコビル


通常の治療の仕事の他に、時々企業での歯科検診の仕事をだいぶ長く続けておりますがメモ

今回考えさせられたテーマは、初めてでした。


とある男性の社員の方でした。

開口一番。
治療に行ってないから、ひどい状態なんです。
と何度もおっしゃっていました。

やはり、歯科治療が怖い、嫌い、時間がないとか、色々な理由や気持ちで、毎年虫歯、歯周疾患の指摘をされても、毎年ほったらかしの方も、中にはいらっしゃいます。

拝見させていただくと、確かに、虫歯や、詰め物がとれてそのまま、など、ご本人がおっしゃる通りでした。

もう痛みなどもなくなってしまったようですが、やはり気にはされていらっしゃいました。

なかなかお時間ないですか、お忙しいですか?
とお尋ねしたところ。


色々介護問題などがありまして、ま~所帯を持たなかったのもいけないのですが。
とのことでした。


最近は、日曜日祝日、夜間までやっているクニリニックもありますよとも説明の流れのなかで触れてみましたが。

それも難しいようでした。


高齢者や障害者、クリニックに通院出来ない方へは、訪問治療というかたちで対応しているのですが病院

そういう方を抱えている、介護者、の方が治療出来る環境がないこと、そういう問題は、初めて気付きましたしょぼん

されど歯とはいえ、極端に簡単に言えば、食べることが出来なくなれば、胃などにも負担がきますし、全身とも関連していますからね、心臓疾患など、色々、歯科が原因となる病気もありますからね。

となると、介護者の方、介護されている方、両方が共倒れにもなるわけです。

まだお若い方でしたし。
どうにか出来ないのかと、あれこれ方法を考えましたが。

私には考えが浮かばず、良いアドバイスが出来ませんでした。


独身者が増えている近年、ここに私も含まれていますがしょぼん


こういった問題、今まで見え隠れて問題が、これからはますます、増えてくるのではないかと思います。

これは歯科だけでなく、医科、医療、全ての範囲でですけど病院


受けたくても、治療出来ない環境、お金とかの問題でない方もいます。


とても難しい問題になると思いますが、1医療人として、こういう現状を間近に知り、これからの医療の課題の1つとして認識して、これからも、私は歯科界で前進していくしかないと思いました。