終着駅がどこだって?
今さ、車の音でかき消されちゃったんだ。
んーん、なんでもないよ。
歩けば歩くほど、
駅からは遠のいてく、
電灯の間隔も広く感じるくらい。
不安
駅チカに住んで何年だろう?
家賃でも買えないな。
徒歩5分
ため息をついて、
プライドを飲み干した。
少し残ったお茶は未練みたい。
笑い飛ばしくれるこの感覚が好き。
違う時間を生きてるのに、
今同じテーブルに同じトレーの中にいる。
世界の中の、国の中の、家の中の他人
この残りわずかと書かれたロールケーキ
本当にあたしにいるかな?
自分が大切にしてる強さやプライドみたい。
だから、心が動くんだ。
やっぱ、買ったんだ。
そーやって笑う。
コンプレックスなんて誰だってあるよ。
レジがセルフレジになるくらい。
また、そーやって笑う。
手動がオートになるくらい、
人はみんな自分にしか興味ないよ。
自分の安全や自分の立場。
だからなっちゃんが弱い部分を出しても、
なんとも思わない。
他人と言う友達
このサラダボールの中の一つのグリーンピース
その一つを知っただけで、
全てを知った気になってた。
でも、
このクルトン一つで
もういい。
と永遠を手放してた。
恋の数と指輪の数って比例するの?
また、デリカシーのない言葉を言う。
そうやってトイレにいつも行くんだ。
ズルいよ。
他人に嫌われないかって考えるから
緊張するんだよ。
人は人で自分は自分。
数十分前の結論
誰かをズルいって思ったり、
嫉妬したり、
そんな自分が嫌いなる。
ただ怠惰になってる目安なのに。
何を期待してたんだろ?
また隣に座り、
他人の心地よさに戻ってくる。
赤ちゃんと同じだよ。
恋人も家族も、
家族になれば言わずにわかってもらえると思って、
恋人だとあれじゃなきゃダメとか感情が動く。
ビジネスだと考えが伝わらない事に苛立つ。
要求との付き合いでしょ?
やっぱりわからない。
なぐさめられてるのかバカにされてるか。
よそ向きの表情に恋をしたり、緊張したり、
毎日を過ごしてた。
わかるよ。
最新のゲーム機の発売日に興奮して、
ソフトにガッカリした事があるから。
そんな簡単じゃないんだけどな。
酔っ払いみたいに叫んでみても、
みんな無関心。
止まった会話を続けるだけ。
世界で一番幸せを感じても、
不幸を感じても、
自分の影は自分から離れていかない。
たまに、驚くくらい大きくなるけど、
それは子供の頃から変わらない。
大人になったのかな?
だから、言葉が多くなってんじゃない?
ロールケーキはどうしてたの?
いつからなっちゃんの人生に参加したの?
足るを知りなよ。
自分の身体にもさ。
自分に問いかける。
この満腹感が好きなのかな?
それとも外の言葉を目に見え、理解できたから?
栄養としてかけまわる事に無頓着にまた戻るのに。
もっとたくさんの言葉があるのに。
この身体でこの幸福と一つになれるのに。
悩みの選択をいつも自分で選ぶ。
足るを知る。
一番の近道はいつも遠い。
ため息と愛情が一緒に溶けて、
またその温かな甘さを口にする。
自分が甘いのかな?
人との付き合い方なんて、
どれだけ自分と向き合うことじゃないの?
誰かの影と重なって、
踏まれたと思う?
それとも一緒になったって思う?
駅から離れた次の駅に近づいてる時みたい。
弟にも話せない。
でも他人。
この人は誰なんだろ?
でも、自分の部屋には入れたくない。
それに入りたくもない。
多分、あと数年後にはこの時間はないと思う。
でも、同じトレーの上にいて、時間と空気を共有してる。
大切な言葉をもらい、何かをあげてるつもりでいた。
いつも、 つもりでいた。
言葉にしなきゃわからないのに、
渡したつもりで溢れてた。
自分だけの当たり前。
こいつだけの向こう見ずな正義感
ごめんねとありがとう。
小さくなる機械の音
もっと執着してほしかったんだ。
間接的に触った飲み物の味。
冷めきった温度。
そっぽを向いた左手と右手。
温かさと水滴と苦味
きっと握りかえす余裕がいつもなかったんだよね。
