今までは、アイラインとかレッドラインに頼んできた。

だが今回は販売側がBAS以外では販売しないというので、仕方なく初めての経験でBASということになった。

 

販売側にとってはBASというのは利益があるらしい。

一つには、自分の都合で持ち込めること。もちろん持ち込み手数料は購入側に負担させている。

二つには、どうも会員割引という制度があるらしく、表示価格より安く運んでもらえるので、その分値引きできると宣伝している業者もいる。ということは販売側が儲かるということになるのではなかろうか。

三つには、購入側の条件にもよるが、アイラインより早く届くこと。早く受け取り連絡があれば早く現金化できる。

 

それはそれとして、今回は人間の問題で自称社会学者としては面白いことがあった。

一つ目、売買双方が打合せして決めて金を払ったデポとは違うデポから連絡がきた。

差額を請求されたりすると叶わないので、「元払いになっているだろうね?」と確認を入れたら、「分からない」という。

二つ目、届けに来たトラック運転手が世間ずれしていなくてお花畑だった。ナビがないのか、事前にグーグルマップを見ていないのか、10キロも手前で「今○○という店の前なんですけど」と電話が来た。

そして次の電話が来たのが、100m手前。

三つ目、他の陸送屋さんはバイクに詳しい人たちばかりだったのだが、今回はどうも知識不足の感じ。

原付の場合の任意保険の特約のことを知らないとか、

四つ目、カバーを掛けてある俺のバイクを見て、「タイヤが大きすぎる」「これは125じゃない」ときた

つまり俺が違法登録をしているという疑いをぶつけてきたわけだ。

それで一番近くにあったエリミネーターのカバーを外して見せて差し上げた。

「エリミネーターには125と250とあって、車体は同じだから、125は走らないといわれている」

その他、フロントに風防とリアにボックスを付けてカバーの掛かっているグロムを捕まえて、「車高が高すぎる、他のバイクじゃないのか」と来たもんだ。

 

お花畑の世間知らずでも幸せに仕事が務まって生きていけるのが羨ましかった。

俺なんぞずいぶんと虐められて生きてきたもんだ。