愛しさと切なさと私との契約と #6 | 廃墟のアレをまとめるブログ

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(o^∀^o)ノニッパリズム

美女と野獣orあばずれとオヤジ

事実は小説よりも奇なりと言いますが、私の人生はまったくもってその通りの人生を送っています。人によっては、そんな人生を羨ましと思われるのかも知れませんが、やっている本人にとっては、それはそれでそれなりの代償を支払うことになるわけです。

まぁ、代償を支払うことを厭うわけでもないのですが、むしろ、その代償を支払うこと自体が楽しみであったりもしますが、支払うべき代償は安いことはまずありません。ただ、人生というのはある意味常に最後はチャラになっているのだとも思います。

さて、私は今まであれほど激しかった人生の中でも、最大級の代償を支払うことになったわけです。「私の全て」を。ただ、これには重要な仕掛けがあります。支払うものはあくまでも「私」でなくてはならず、そして「私」は、自由でなければならないのです。自由でなくなった私は、もう、私ではなく、私の所有権を持ちたいと望むものは、まず初めに私の自由を保証、もしくは、私に命じなければならないのです。

今回私の所有権を完全に持った者は、驚くべきことに、私がその条件を示す前に、私に「わたしの自由になるな。おまえ自身でいろ。」というのはありか?と相手から尋ねたのです。正直、私は驚きました。そして、それまでただの言葉遊びだったその会話は、契約交渉となっていったのでした。

まぁ、そんなこんなで、ともかくこの交渉は成立し、契約は結ばれました。そう、私の真の所有権者となった姫は、美しく聡明でとある才能を持ち、更には努力を怠らず、その才能を開花させつつある者です。ただし、その性格は腐れ外道で鬼畜、更にはあばずれ我が儘、超自己中であることも間違いありません。そして私はある意味この世で最強最悪の闘う獣、野獣であり、ただの死に損ないのオヤジでもあります。

この出会いとこの契約が、果たしてお互いにとって、最低最悪の間違いになるのか、最良にして最善の幸せとなるのか、これからは二人でそれぞれのそして共に生きる者としての代償を支払い続けることとなります。

ぶっちゃけ、もう、余生と思っていたこの人生が、まったくもって思わぬ展開になってきました(笑)ま、美女と野獣かあばずれとオヤジか、どっちも似たり寄ったりかも知れませんが、良くも悪くも「茶番劇」にだけはならない、波瀾万丈阿鼻叫喚、魑魅魍魎が蠢き戯れる、真なる人生の幕開けであるわけです(笑)



by doyu2426 | 2009-10-28 18:12