横浜駅東口にあるSOGO百貨店の6階で開催されている

「今をえがく書 かながわ」を見てきた。

 

日曜日ということもあって、それなりに人が訪れてきていた。

想像していたのは高齢者ばかりが訪れるかと思っていたが、驚いたことは年齢層の多様化。

若い高校生ぐらいの観客もそれなりに多かった。

この企画は間二日書道展第70回記念で、各地を巡回するらしい。

70回といえば、初回は、戦後すぐ。

毎日展は書道では、最高峰の書道展ときく。

さすがに、新聞社の学芸部、文化部が力を入れているだけあって、

出品している作品数も274点を超えている。

 

各都道府県、新聞社、そして大きな百貨店が積極的に協力しているだけあって、

書道に関しては、同じ日本古来からの芸術でも、社会に根付いている気がする。

流派のピラミッドという古くからの集金システムへの批判もあるだろうが、

こういう形で、若い人が参加しているのを見ると、

それなりにワークしていると思う。

又、そごう横浜とJRをつなぐ広場では、書道のパフォーマンスがあった。

数年前に、「書道ガールズ!!!私たちの甲子園」という成海璃子主演の映画を見たが、

映画になるような意外な新鮮さが書道にはあるのかもしれない。