ごきげんよう。ドウドウです。
日経新聞で気になる記事を見つけたので、少し感想を書いてみますね。
日経新聞の記事によると、楽天が14年以降にロシアやトルコ、メキシコなどの新興国にKoboを投入していくそう。
先日の第二四半期決算説明会の席上で同社の三木谷社長は「電子書籍市場において、最終的には楽天、アマゾン、グーグル、アップルが生き残るだろう」と発言していました(ドウドウも出席してました(・∀・))。
三木谷氏が指摘するように、電子書籍市場は日本に留まらずグローバルでの競争になっていくことでしょう。端末の分野もコンテンツの分野も。
ドウドウは、同社の動きについて、早急に端末自体の海外展開を図った上で、できる限り早く現地のコンテンツ開拓に注力したいとの意向があると見ています。
理由は簡単。
①Koboを同国の流通基盤に乗せて拡販していく必要がある
②出版社との関係を構築しKoboにコンテンツを提供してもらう必要がある
先ず①について。
各国のチャネルでKoboを取り扱ってもらうことからはじめる必要があります。その上でKoboを拡販、認知度を上げなければなりません。特にアマゾンが既に進出している国ではなおさらでしょう。もしかしたら、価格を相当安価に抑えて販売していくのではないかとも予想されます。
三木谷氏は決算説明会の席上で「我々は端末からコンテンツにビジネスモデルをシフトしていく」といった内容のことを話していたからです。まさしくアマゾンのビジネスモデルと同じですね。そうであれば、売り切りのKoboは、赤字でいいから圧倒的な低価格にして、普及させることを優先する可能性があると考えられますよね。
次に②について。
現地の出版社との関係を構築していく必要があります。こちらは正直時間がかかることが想定されます。例えば、アマゾンも日本の出版社との関係構築に苦労したとの話も聞きます。
そうである以上、Koboの価格を相当程度抑えることで、早急に普及させ、その普及スピードを武器に、出版社とのコンテンツ提供交渉を優位に持っていく戦略が考えられます。「これだけ端末が売れているのだから、コンテンツも当然、楽天に提供すべき」といったように。
17年度には数千億円と予測されている、日本の電子書籍市場。しかし、まだまだ本格的な普及の動きが見えません。下手をすると、世界から取り残される可能性があります。またまたガラパゴスですね。
ただ、どんなことがきっかけで本格的な普及期に移行するのか分かりません。日本の電子書籍市場の今後をウォッチしていくと同時に、グローバルでも見ていく必要がありそうです。