お世話になっております。富山県、道路施設株式会社です。早いもので明日から12月。プロのサンタクロースや最近では趣味でサンタクロースやってる人も多いと思います。もちろん我々はプロの建設業界人でありながら社会人1部リーグに所属するサンタクロースでもある訳でして、特に忙しい年末にブログ更新は困難と判断した為、とにかく気が早いですが2016年を振り返りながらサンタクロースについて語らせて頂きたいと思います。
サンタクロースは世界中誰の心の中にでも存在しているわけでして、それと同時にそんなサンタクロースになるという事はとても困難な事のように思います。
しかし!もしも、そんなサンタクロースになれるチャンスが訪れたとしたならば…。僕は、1年のうち1月から11月までずっとそんな事を考えて過ごしています。
きっと、試験は3次まであるんだろう。
集団面接どんな感じだろうか~
――――――――――――――――-
僕「失礼します。」
ライバルA「失礼します。」
ライバルB「失礼します。」
面接サンタ「どうぞ。座って下さい。」
僕「失礼します。」
ライバルA「失礼します。」
ライバルB「失礼します。」
面接サンタ「みなさん本日は宜しくお願いします。それでは左の方から順に私の質問に答えてください。」
面接サンタ「君の名は。?」
僕「はい。道路施設 太郎です。」
ライバルA「はい。ビック・ダディです。」
ライバルB「天津 飯です。」
僕は、思わず二度見した。
面接サンタ「それではみなさんが思う「サンタクロース」とは?簡潔にお願いします。」
僕「はい。私にとってサンタクロースというものは、職業ではなく感情です。」
面接サンタ「ほぉおもしろいですね…それでは聞きますが感情というのは?」
僕「はい。私にとってサンタクロースというものは、他人を思いやる気持ちでありそんな人間の素敵な感情の塊を具現化したものだと思っているからです。」
面接サンタ「…なるほど。ありがとうございます。では、次」
ビックダディ「サンタクロースなんていないと思います!」
僕は、思わず二度見した。
面接サンタ「ほぉおもしろいですね…それでは聞きますが何故サンタクロースはいないとおもうのですか?」
ビックダディ「普通じゃないよ うん 普通じゃない!それはもう普通じゃない普通なわけがない!普通そんなわけは無い」
面接サンタ「…な、何を言い出すんだ君は!?」
ビックダディ「だけどもダメって言うんならダメなんだろう 俺はそう思ってない俺はそう思ってないけど お前は常にそうやって言う」
面接サンタ「わ、私は君の考えを否定などしていない。しかし、そうやってすぐに熱くなる性格ではなかなか難しいのでは!?」
ビックダディ「そう思ったのならそうしろ!そう思ったのならそうしろってまで俺はもう言う」
面接サンタ「わ、分かった。つ、次だ、次の方!」
ビックダディ「お前は毎回毎回そうやって言う。俺は毎回毎回そうじゃないって言う。そのやりとりもいらないんじゃないかって話も何回もした。それでもお前はそう言う。」
面接サンタ「も、もういい。つ、次だ、次の方!」
天津飯「俺は桃白白さんのような殺し屋になるんだ」
僕は、思わず二度見した。
面接サンタ「も、もういい。つ、次だ、次の質問だ!お前たちトナカイの言語はどのくらい理解できているんだ!?」
僕「はい。日常会話は分かります。基本的に彼らとは言語だけでなく信頼関係で会話をするものだと考えておりますし、実際実家に1匹トナカイを飼っており、分かり合えております。」
ビックダディ「できない!俺はもうできない諦めた もう無理!諦めた」
天津飯「俺は修行する 自分の可能性を試したい」
ビックダディ「おまえはいつもすぐにそう言うけれど、オレはいつもそういう風には思わない。 だけど、だけどおまえがそう言うならそうすればいい。」
天津飯「新気功砲!」
面接サンタ「やめなさい。君たち場をわきまえるんだ。君たちの行動は違法ではないが不適切だ。
ところで、ここに3人いるが、履歴書が1枚しかない。何か理由があるのですか!?
ビックダディ「履歴書っていうところまでは頭回らなかったすね」
天津飯「餃子は置いてきた ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうもない」
僕は、思わず二度見した。
面接サンタ「天津さん。私は履歴書の話をしていて餃子の話なんてしていませんよ」
天津飯「餃子は僕のアモーレなんです。」
僕は、思わず二度見した。
面接サンタ「も、もういい。つ、次だ、次が最後の質問だ!もし、この試験に合格したとして、あなたの目標は何ですか?これで最後だ!」
僕は思った。この面接は頂いたな…こんなメンバーと集団面接だなんて今日の俺はマジで神ってる。
僕「はい。トナカイと一心同体となりタカマツペアのように世界中の人に感動を与えられる存在になりたいです!」
面接サンタ「…次。」
ビックダディ「トナカイの運転中に絶対にポケモンGOはしません!」
面接サンタ「うむ…大事だな。確かに!」
僕は、面接サンタのリアクションに思わず二度見した。
天津飯「新気功砲!新気功砲!新気功砲!」
面接サンタ「…。そう来たか…。ではこちらからも行かせてもらいますよ!喰らえ!
センテンススプリング-!(文春砲!)」
そう言い放ちカメハメ波のポーズをとった面接サンタは急に俯き、笑い始めた
面接サンタ「クックック…」
面接サンタ「はっはっはっ-!!君たちみんな合格だ。」
その刹那、面接室の扉が開きリオデジャネイロから来たっぽいカッコのお姉さんとおそらく現役サンタクロースであろう先輩方がサンバのリズムに合わせて入ってきた。
先輩サンタ「ハッピークリスマス!イエーイ君も君も君も!今日からサンタクロースだ!」
突然入社式を兼ねた立食パーティがはじまり僕はいつも以上にお酒を飲んだ。
そしてふらふらになりながら帰り道、僕は思ったのだ。
誰にだってサンタクロースはやってくるんだ。
誰だってサンタクロースになれるんだ。
そして
こんなサンタクロースになるシステムがあったらものすごく嫌だな。と