私は今まで、たくさんの人を恨んでいた。恨んでいたというよりも納得できなかった。

「なんでこんなことをされたんだろう?」「なんであの時、私はこんなに尽くしたのに報われなかったんだろう?」「なんであの人たちは私のもとを去っていったんだろう?」

ずっとそう思ってた。

でも、今日ふとお風呂に入っているときに気づいた。

今の私は、一人でいても安心していられる。

今の私は、一人でもちゃんと立って生きていける。

でも、 昔の私は違った。

一人でいることが不安で、誰かに頼らないと生きられなかった。寂しがりで、依存体質で、安心できる場所がないと不安で仕方がなかった。

そんな私のそばには、ずっと誰かがいた。

彼もそう。
家族もそう。
スタッフもそう。
友人もそう。

私はずっと「なんでみんな離れていったんだろう」と思っていたけど、実は、彼らは 私がまだ一人で立てなかったときに支えてくれていた人たちだった。

まるで 赤ちゃんが歩けるようになるまで、大人が手を差し伸べるように。

私は今日そのことに気づいた。そして、同時に支えてくれていた存在だったんだと感謝の気持ちが湧いてきた。

今まで、私は「なんであの人たちは離れていったの?」と思っていたけれど、そうじゃなくて、 私が一人で生きられるようになったから、彼らは離れたんだということに気づいた。

そしてその瞬間、私の中の恨みや納得できない気持ちが消えた。代わりに出てきたのは 感謝だった。

「ありがとう。私が一人で立てるようになるまで、支えてくれてありがとう。」

2月11日は、恨みが感謝に変わった日になった。