年末年始は、前述したとおり、オーロラを見るために建てられたこだわりのロッジに宿泊。
部屋の窓から見られるなんて、本当に贅沢だ。

このロッジは街から30キロ以上離れているため、運転できないわたしたちは必然的に3日間ロッジに籠ることになる。
フェアバンクスの街にはアジア系スーパーがないので、自宅から日本食材をあれこれ持ってアラスカ入り。
だって年越しをするんだから、蕎麦も必要! 餅も必要!
味噌も醤油も麺つゆも、相方のザックに詰め込んで持ってきた。

それに加え、街の大きなスーパーで生ものやお酒を大量に調達。


戦利品はこれ。

並べてみて初めて気付いた。
これって全部食べきれるんだろうか・・・・・・・・・
連日、昼間っから宴会。
スーパーで買ったキングクラブをオーブンで焼く。
身がぷりっぷりでジューシー。嫌な臭いもせず、ほんとーに美味しい!!!


スモークサーモンとアラスカ地ビールの組み合わせも最高!

日中の窓からの景色もビールに最高!

夕方暗くなった後、ロッジでイチバン大事なのが光に関するルール。
お互いの部屋の光害をなくすために、部屋の電気を点けたい時は完全にブラインドを閉める必要がある。
逆に言えば、ブラインドを開ける時は部屋の電気は全て消す。
パソコンのモニター画面とかも、真っ暗な中ではかなり邪魔な光。これも消す。
使っていいライトは赤色LEDのみ。
登山などをする方はご存知かもしれないが、眩しくない優しい光のため、他人に迷惑がかからないだけでなく、消した後暗闇に順応するのに時間がかからない。
夜間はうーっとこの明かりだけで過ごす。
31日の夜もこの赤い光だけで過ごした。
部屋の中も全て手探りで歩く。
わびしい気持ちは全然なく、むしろ満たされたような、ちょっと吹き出したいような、おかしな気持ち。
大晦日と言えば年越し蕎麦。
日本では年越し蕎麦なんて食べもしなかったのに、アメリカにいると何故か、絶対に食べなきゃ!って気になるから不思議だ。
日本製の二八蕎麦に、海苔とフリーズドライのとろろもちゃんと持ってきた。

何もこんな真っ暗な中で食べなくても・・・・とお互いに突っ込みを入れつつ、ここは意地でも食べる。
何を食べているかわからないくらい真っ暗なのに、「食べた」という事実にものすごい満足感を覚える自分が可笑しい。

その後は、宿泊のお客さんと、日帰りツアーで来ていたみなさんと一緒に、
オーナーさんファミリーが準備してくださったシャンパンでカウントダウン。
オーロラを眺めながら、相方やオーナーさんと新年の始まりを祝う。

そして翌朝。
正月といったらお餅でしょー!!
蕎麦と同様、アメリカだからこそ絶対に外せない!

お赤飯に、あんこ餅に、きなこ餅に、お雑煮・・・・・・・
どんだけ米を食べるんだ!ってくらい食べまくり、正月の任務は無事に終了。

あまりに部屋の居心地がよくて、結局オーロラを見る以外はほとんど部屋から出なかった。
メインロッジにも足を運ぶことなく、3日間、部屋でぬくぬくごろごろ。
とにかく、オーナーのこだわりがあちこちに感じられる手作りのロッジ。
部屋の造りはもちろん、窓の位置、ソファーの高さ、そして台所用品やシーツにまで!
全然押しつけがましくないので、気付かない人には気付かないであろう細やかなこだわり。
うーん、すごすぎる!
とってもステキなご夫妻とお部屋にすっかり癒され、絶対に再訪するぞ!!!と心に決めた。