道に迷い心細くなったところで見つけた、1件のペンション。
思い切ってチャイムを押してみる。
出てきてくれたオーナー曰く、
わたしの持っていた地図は、情報満載でとてもいいのだが、
場所を特定するには実際とズレすぎていて道案内にならないのだそう。
大変だったねーと笑いながら、
「どこに行きたいの? 送ってあげるよ
」と。
ほ、ほんとですか
うれし~
すっかり甘えて、行き先を告げる。
気になっていた安曇野山岳美術館へ。
ところが・・・
本日閉館 がっくり
そこでオーナーオススメのギャラリーへ。またもや送迎 
建物の前で下ろしてもらい、丁寧にお礼を言う。
本当に感謝だ。
ところが、オーナーの言うには。
「で、この次はどこに行きたいの? 電話くれればまたここに
迎えに来てあげるから」
ほ、ほ、ほ、ほんとですか

図々しくも、ここはまたまた甘えてしまうことにする。
オーナーといったんわかれ、ギャラリーへ。
museum cafe BANANA MOON 
中は写真撮影禁止にて、外観のみ。
工事中でちょっと残念だが、木立の中に立つ黒い壁がなんともシック。

ここは、「週刊新潮」の表紙を長年描かれているイラストレーター、
成瀬政博さんのギャラリー。
週刊新潮の表紙。正直今まで目に留めたことがなかった。
実際の印刷された表紙と原画をくらべてビックリ!
とってもとってもあったかい。ほんわかした気持ちになった。
併設されているカフェでの~んびり
した後、ペンションに電話 

オーナーの運転
で、次は、安曇野絵本館
へ。
またまたオーナー。
「駅まで送ってあげるから電話して。ゆっくりしていいからね」
もう感謝の言葉も見つかりません・・・




ここが絵本館。
入口の看板。
大人のための大人向けにつくられた絵本館です。
海外の絵本の画を主体に、内なる子供、内なる自然を
テーマに心の養生を目的とした空間です。
児童文化を目的とした施設とは、異なります。
未就学児、20名以上の団体のご入館はお断りさせていた
だきます。ご了承ください。
絵本館では、季節ごとにいろいろな企画展が開催されている。
わたしが訪れた時には、たしろちさと さんの絵本原画展が催されており、
ついさっき BANANA MOON で原画の魅力をちょっぴり知ってしまった
ばかりのわたしは、たしろさんの美しくてかわいい原画をうっとりと眺める。
原画展以外は撮影しても大丈夫、との許可をもらったので、
少し館内を紹介。

絵本がたくさんたくさん並んでいて、絵本好きのわたしはわくわく
してしまう♪
友人のプレゼントに1冊購入。
ここの館内にもカフェがあり、
リンゴジュースを飲みながらのんびり雰囲気を楽しむ。

絵本館は、こんなステキな小径の中にある。
少し外を歩いてみることに。

ちょっと気になる看板を発見。何の店だろう。

十色屋
商品も全部写して大丈夫、ブログにも載せて大丈夫、
と言ってくださったとっても気さくなおかみさんと、すっかり盛り上がり。

とってもステキな麻の染め物に惹かれつつも、
ポンと勢いで買えるようなお値段でもなく。
でも、どうしてもおかみさんと出会った記念に何かを残したくて、
コースターを購入。

さりげなく袋に入っていた月桂樹の葉。粋な計らい。
オーナーに迎えにきてもらい、穂高駅へ 
「せっかく安曇野に来てくれたのに、こんな雨じゃ申し訳ないからね。
少しでも楽しんでもらえればいいと思って。」
オーナーの言葉に、ただただ、感謝の気持ちで胸がいっぱい。
楽しみにしていたサイクリングもできなかったけど、
北アルプスも全然見られなかったけど、
安曇野が大好き
になった、ひとり旅。
雨だったからこそ、たくさんのステキな方に出会うことができたんだなぁ、
と思うと、なんだかとても不思議な気持ち。
旅に誘ってくれた道祖神のおかげかな。
帰ってきてから、ペンションのオーナーにお礼の品を贈ったら、
丁寧にお手紙をくださった。
わたしが山に登ることは結局伝える機会がなかったけれど。
登山の拠点にもなっているこのペンションに、いつか泊まれるといいな、
と秘かに思う。
おわり