毎年2月は、師範や八段以上の高段位取得のための認定試験が実施されます。
1月下旬に、師範認定試験対策の錬成会を開催、
さらに、教室のクラスやLINEを使った試験問題(課題作品)の指導を約2か月実施して参りました。
来春で童観書道教室はオープンから4年になりますが、昨年早くも、初等科師範試験※に合格された生徒さんが現れたこともあって、認定試験にチャレンジされる積極的な方々が少しづつ増えています。
(とは言え、まだごく一部の生徒さんたちですが)
※初等科師範:中学生以下の子供教室を開くことができるふたば書道会の資格。大筆三段以上で受験資格が得られます。
童観書道教室では、師範を目指されている皆様にLINEグループ「受験部」に参加していただき、普段の教室とは別にオンラインで試験課題作品の指導を行うサービスを実施しています。
モザイクをかけますが、LINE添削こんな感じで頑張っています↓(^^)

これじゃぁ、なんだかわかりませんね・・・(^_^;)
対面で試験の指導を行うための錬成会の指導中に私が書いたものは手本になってしまうため、受験者の皆様には差し上げられませんが、皆さんが帰った後に全て見返して苦手なポイントなどの傾向を把握し、その後の指導に役立てています。
わちゃわちゃで、こちらもなんだかよくわかりませんね・・・(^_^;)↓

今回受験された皆様、お疲れさまでした!
・・・つらつらと書いてきましたが、
実はこんな思いも有ります。誤解を恐れず書いておきますね(^^)
①師範や昇段を目指さなくても書は楽しい(^^)
・書道の楽しみ方は人それぞれ
・資格や昇段が書道の楽しさとは限りません
・チャレンジして評価を下されることが楽しいならやればいい
・優劣や点数をつけられるのが好きではない人はやらなければいい
そう思っています。
②所属する会の師範が書道のゴールだと思わない方が良い(^o^)
・書道作品の良し悪し、美しさを評価する基準や視点は千差万別です
・評価する人の主観や好みによって変わると言っても過言ではありません
・書の世界は宇宙のように広く、書の道にゴールは無い
そう思います。
③そもそも「師範」とは?
・指導を受けて師範に合格する→△
・合格して他人に教える→〇
自分が合格するだけでなく、他人の合格を後押しできる人を目指そう!
・・・などと偉そうに言っておりますが(^_^;)
これらも所詮は「矢野童観という人が思っていること」にすぎません。
書道に唯一の正解はありません。
だからこそ、本当に好きな字を書いている先生、自分の目と心で確かめて信じられる先生のもとで書道を学び楽しんで頂きたいと思います。
そして、他人と比べるのではなく、自分史上最高の書を目標に、自らの審美眼や価値観やセンスを磨きながら書道を楽しんでいただきたいと願っています。
内容の無いモザイク写真の記事かと思いきや、後半は説教じみた長文を・・・墨ませんでした(^_^;)
童観書道教室 表参道-南青山
☆教室体験説明会受付中
詳細/お申し込みは↓ホームページへ
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矢野童観 プロフィール
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矢野童観著
3ステップできれいな字になる「おとなペン字の練習帳」
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