こんにちは!

「最近、エンジンオイルの値段が上がってない?」

そう感じている方、正解です。

2026年に入ってから、エンジンオイルの価格が急上昇しています。

カー用品店やディーラーでも値上がりが相次ぎ、一部では品薄状態も出ているほどです。

私は自動車業界で約30年、車検や整備に携わってきました。

プロの整備士として、今回の状況と正しい対処法をお伝えします。

 


■なぜエンジンオイルが値上がりしているの?

結論から言うと、中東情勢の悪化が直接の引き金です。

2026年初頭から続く中東の緊迫化により、ホルムズ海峡経由の石油輸送が大きく影響を受けました。

これがエンジンオイルに波及する流れを整理するとこうなります。

 

①中東情勢の悪化 

↓ 

②原油・ナフサの供給が不安定に(一時期2週間で約2倍の値上がり) 

↓ 

③エンジンオイルの原料「ベースオイル(グループIII)」が不足

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④全合成油・低粘度オイルを中心に仕入れ価格が急騰

 ↓

 ⑤カー用品店・ディーラーの店頭価格に転嫁

 

特に100%化学合成油(全合成油)は1缶(4L)あたり1,500〜3,000円近く値上がりしているケースもあります。

レクサスや輸入車向けの高性能オイルは影響を受けやすいので、心当たりのある方は要注意です。

 


■値上がりはいつまで続く?

正直なところ、2026〜2027年にかけては高値が続く見込みです。

中東情勢の改善が見えない現状では、短期間での価格正常化は難しい状況です。

ただし、パニックになる必要もありません。

「品薄」の一部は、不安から小売店が多めに発注するパニック発注が重なっているだけの場合もあります。2025年の米不足と似た構図です。

必要以上の買い占めは状況を悪化させるだけなので、1〜2回分の交換量を目安に対応するのが正解です。

 


■プロが警告!「値上がりだから交換を先延ばし」は絶対ダメ

ここが一番お伝えしたいことです。

「高いから今回は交換を後回しにしよう…」

これが最も危険な判断です。

30年の現場経験から言わせていただきます。

エンジンオイルを長期間交換しないと起きることをお伝えします。

 

【オイル未交換で起きること】

・スラッジ(汚れの固まり)がエンジン内部に蓄積 ・エンジンの焼き付き・異音の発生 ・燃費の悪化(さらにランニングコストが増加) ・最悪の場合、エンジン載せ替え(費用:50〜100万円以上)

数千円のオイル交換を先延ばしにして、100万円超の修理代が必要になる——これは決して大げさな話ではなく、私が現場で何度も見てきた現実です。

値上がりしているからこそ、適切なタイミングでの交換が「節約」になるのです。

 


■プロが教える!今すぐできる3つの節約術

では実際に何をすればいいか。具体的な対策をお伝えします。

①楽天・Amazonでまとめ買い(1〜2回分)

カー用品店やディーラーで交換するより、オイルだけ楽天・Amazonで購入してDIY交換か持ち込み交換にすると大幅にコストを下げられます。

特に楽天セールやポイント還元のタイミングを狙えば、実質的な負担をかなり抑えられます。

 

 

 

 

②グレードの「規格」だけ守って銘柄を変える

「モービル1じゃないとダメ」「カストロールが好き」という方も多いですが、車のメーカーが指定している**規格(0W-20など粘度とSN/SP規格)**さえ満たせば、銘柄を変えてもエンジンへの影響はありません。

コストパフォーマンスの高いオイルに切り替えるだけで年間数千円の節約になります。

③交換サイクルは「メーカー指定通り」を守る

一部では「高いから交換サイクルを延ばそう」という情報も出ていますが、これはNGです。

メーカーが指定している交換時期(例:5,000km or 6ヶ月)はそのまま守ってください。

延ばすことでエンジンへのダメージが蓄積し、修理費という形で跳ね返ってきます。

 


■レクサス・輸入車オーナーへの特別メモ

私のレクサスのように、0W-20や0W-16などの超低粘度オイルを指定している車は、今回の値上がりの影響をもろに受けています。

これらは全合成油が前提のため、他のグレードに比べて価格上昇幅が大きいからです。

対策は2つです。

・楽天やAmazonで認定規格品をまとめ買いして在庫しておく ・次回の交換タイミングを把握して、セール時に購入しておく

ディーラーに任せきりの方は、一度「オイルの銘柄と価格」を確認してみることをおすすめします。

 


■まとめ

・2026年のエンジンオイル値上がりは中東情勢が原因で、しばらく続く見込み ・値上がりを理由に交換を先延ばしすることは、エンジン破損リスクがあり最悪の節約 ・正しい節約は「楽天まとめ買い」「銘柄見直し」「交換サイクルは守る」の3点

迷ったらまずはオイルの在庫確認と次回交換時期の把握から始めましょう!

愛車を長く大切に乗り続けるために、オイル管理だけは絶対に手を抜かないでください!