「モンテーニュ通りのカフェ」
感想
それぞれの人間がそれぞれのドラマを繰り出してゆくので、一度にいくつものドラマを見た感じです。
主人公は若い女の子ですが、この主人公が、他の登場人物に微妙に接点があり、実際のパリにはそんなことはあるわけがないかもしれませんが、人間っていいなと思わせる、ほんわかした空気感があります。
あらすじ、概要
パリに実在する名門カフェを舞台に、店に集う人々の様々な人生模様を軽妙な会話劇で描き出す人情ストーリー。
主演は「スパニッシュ・アパートメント」のセシル・ドゥ・フランス。
セレブな街、パリ8区のモンテーニュ通り。田舎からやって来た女性、ジェシカは運良くカフェの名店“カフェ・ド・テアトル”で働くことに。
そんな彼女の目の前では、満たされない思いを抱えたままコンサートを迎える著名ピアニスト、
生涯のコレクションをオークションにかけようとする初老の資産家、
舞台の初日を目前にして苛立ちを募らせる女優といった面々が繰り広げる様々な人生の一瞬が切り取られていく。
作品情報
製作年: | 2006年 |
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製作国: | フランス |
原題: | FAUTEUILS D’ORCHESTRE/AVENUE MONTAIGNE |