いやはや華の17歳、または苦悩の17歳という物は実に厄介である。自分は華からはとても程遠い苦悩の17歳を歩んでいる高校生だが、この自分に渦巻く感情が巷でよく聞く厨二病とやらなのか、それとも思春期特有の苦難なのか判別がつかないが、こんな物を現実の人に相談したらいかにも"それ"だと思われそうなので、仕方がなくネットという大海に今の気持ちを沈めようとした次第である。もしかしたら一生誰にも見られないまま深海に沈むかもしれないし、はたまた大勢の目に留まることになるかもしれない。そんな物はどうでもいい。ただ自分は積もりに積もったこの感情を吐き出したいだけだ。
最近は全然眠れなくなった。明らかなストレスによる物だ。学校には多いとは言えないが、深い中の友人が数人いるし日常でも嫌なことなどこれといってないのだが、形容し難い"不安"が付き纏ってきては夢にまで現れるのだ。自分の趣味である音楽鑑賞やゲームをしている時にも煩わしく付き纏ってくるのだから相当それは俺に恋をしているのだろう。
だが、俺はそれがどの視点から見ても受け入れられないので、日中でもそれと隔絶出来る夢に閉じこもるのだが最近になってそれはどうやらそこに忍び込める術を知ったらしい。それからというもの時間を問わず常にそれは俺の背後に俺を笑いながら居座るようになった。志賀直哉の「城崎にて」を思い出したのだが、中々に厄介である。どうにかして飼い慣らすか、蹂躙したいのだが、まだその術には辿り着けない。

最近は全然眠れなくなった。明らかなストレスによる物だ。学校には多いとは言えないが、深い中の友人が数人いるし日常でも嫌なことなどこれといってないのだが、形容し難い"不安"が付き纏ってきては夢にまで現れるのだ。自分の趣味である音楽鑑賞やゲームをしている時にも煩わしく付き纏ってくるのだから相当それは俺に恋をしているのだろう。
だが、俺はそれがどの視点から見ても受け入れられないので、日中でもそれと隔絶出来る夢に閉じこもるのだが最近になってそれはどうやらそこに忍び込める術を知ったらしい。それからというもの時間を問わず常にそれは俺の背後に俺を笑いながら居座るようになった。志賀直哉の「城崎にて」を思い出したのだが、中々に厄介である。どうにかして飼い慣らすか、蹂躙したいのだが、まだその術には辿り着けない。
