『人の想いが主人公』の不動産会社、斉藤博美です。
不動産会社というと、お客様と1回こっきりのお付き合いと思われがちですが、実は長いお付き合いになる事も多いのです。
マイホームを買う。この時にかかわる不動産会社の方とは、もしかしたら1回だけかもしれませんね。
お客様で、ある地主の方がおります。
最初に知り合ったのはだいぶ前で、当時70代のおばあちゃん。私は20代。まるで師匠に弟子のような経験値の差😲(笑)
いつも仕事のご依頼を頂き、可愛がっていただきました。
数年後におばあちゃんはお亡くなりになり、しばらくしてから、その方の息子さん(60代)から連絡をいただき、やはり不動産の依頼を頂きました。
私は息子さんとは面識がなかったので、なぜ私にご連絡を頂いたのか質問したところ、(生前)母から『何かあったら斉藤さんに連絡するように』と言われてたんです。との事
……おばあちゃんに対し、自分は何か役にたてていたのだろうか⁇
ただ、ただ、話し相手になり、誰でもできる不動産業務をしていただけではないのか⁇
息子さんにそこまで言ってもらえるほど、私は役に立てていないです。
気持ち的に嬉しい部分もありますが、一方的に良くしてもらったのに何にもお返しが出来ない、というやりきれない気持ちにもなりました。(*´-`)
では、返せなかった分は息子さんに返していこうと思っていたら、ずいぶん積極的に相続対策を進めようとしている様子で、頻繁に相談がくるようになりました。
地方の地主と首都圏の地主の違いは、土地の価値が違うので、同じような面積の土地を所有していても、かかる相続税が全然違うのです。
首都圏の方は相続税が数億円になることも普通にあります。
ただし、現金はそんなにお持ちの方はいないので、所有している土地をいくつか(売却などして)手放し、納税するのです。
難しいのは先祖代々から引き継いでいるので、簡単に売却すると親戚に怒られる点です。
えっ😵
なぜ怒られると思いますか⁉️
続きは次回に。
