マッサージもほどほどで終わらせた。

さすがに腰タオル一枚じゃ・・なんか心もとない。

 

翔くんの上からどいて、足元に丸まってるタオルケットを広げた。

翔くんにかけようとしたら・・・

 

 

「智くん・・・もう、終わり?」

 

「目、覚めちゃった?もう、終わり。

僕ももう、寝るよ。

動けるなら、パジャマ着る?」

 

「パジャマは・・いらない。

マッサージ気持ちよかったぁ〜

おかげで目が覚めたよ。

でも、このままじゃ眠れないからさ・・・

責任取って?」

 

って、ゴロンと仰向けになった翔くん

 

ただ、足腰に疲れが溜まってるだろうから、ってマッサージしただけなのに!

なんで、そんなとこ、元気にしてんのさ!?

しかも!

 

 

「脚と腰に来てるから。

今夜は智くんが上ね?」

 

はぁ?えぇぇ?

なにそれ!?

 

 

「足腰に来てるでしょう、って言われてさ・・・

俺、すんごい期待しちゃったんだから!

じゃあ、今夜は智くんがね?

満足させてくれんの?って、高揚感もハンパなくって!」

 

パッと思い出したのは、それを言った時の翔くんのニヤけた顔。

それで!?

 

 

「智くんも俺も、まだ、裸だしね?」

 

番組のときよりも、さらにニヤけて。

染みだしてくる・・みたいな・・・

ヤラシサ・・っていうか、エロさっていうか。

 

僕がいつもヤラれちゃう・・・フェロモンみたいなの・・かな?