「ただいま〜」
いつもよりちょっとだけ元気がない翔くんの声が玄関から聞こえた。
「おかえり。
お風呂、お湯張ってあるから。
そのまま入っちゃいなよ」
翔くんの重そうなバッグをその手から受け取って。
バスルームへ押し出すように、背中を押した。
「疲れてるから〜智くんも一緒に入ろうよ〜」
今夜の翔くんはちょっと、甘えん坊モードかな?
それとも、お風呂に浸かったまま寝ちゃいそうなほど疲れてる?
「じゃ、背中流してあげる」
翔くんの顔が思いっきりにやける。
・・・なんか、元気そうじゃん。
「先に入ってて」
背中をもう一回押し出した。
バスルームに向かう翔くんはやっぱり、疲れてそう。
足がほとんど上がってない。
引きずるようにして歩いてる。
後でマッサージしてあげよう。
相葉くんから、マッサージを習ったし。
バッグを片付けてから、バスルームに入った。
お湯に浸かりながら、半分寝そうになってる。
「翔くん!洗ってあげるから!
椅子に座って!」
「んあ?」
半開きになってた口が閉じられた。
「あ・・・俺・・寝てた?」
危ない。
早く寝かさないと!
☆★
つい続きを妄想しました(笑)
不定期で・・・続くのか!?